心に残ることば「聞き手」

『話し上手になりたければ聞き上手になることです。「相手に興味を持たせるためにはまず、こちらが興味を持たなくてはなりません。相手が喜んで答えるような質問をすることです。そうすることにより相手は関心を持って応対してくれます。(当然下調べは大切です。)テーマは、相手自身のことや得意にしていることを話させるよう仕向けるのです。難しいテーマでなくて大丈夫です。次のように考えるといいでしょう。「どこかの国で大洪水になった話より相手にとっては自分の“歯痛”のほうが重大なのです。どこかの国で発生した地震より自分の首に出来た“おでき”のほうが大きな関心事かもしれません。つまり、即、今ここで、自分たちで解決できない大きな問題をテーマにするより、まず相手が話しやすいこと(テーマ)を選ぶことです。」そして正対して聞くことです。徐々に話題は広がり信頼関係も高まります。』
「人を動かす」デール・カーネギー(Dale Carnegie)山口 博・訳(創元社)を参考&編集
IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より