2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

日本語あれこれ(紋切り型)

「本日はお日柄も宜しく、・・・」などのように型どおり(紋切り型)に始まる挨拶。当たり障り無い内容(どこかで聞いたかと思われる内容:現代風表現で言う“コピペ”)が長々続くスピーチは聞かされている側にとっては迷惑なものです。 この「紋切り型」です…

日本語あれこれ(千秋楽)

大相撲ではお馴染みの「千秋楽」という表現、最終日のことを指して言うのは皆さんよくご存知のことです。 その他、歌舞伎などの日本の伝統的な催しの最終日のことを「千秋楽」と云います。 この「千秋楽」という表現は、「能」の終わりに奏でられる雅楽の曲…

情報セキュリティ(データの暗号化対策済みサイトの確認方法)

Webブラウザにより、SSLを使ったサイトに接続するには、http://・・・で始まるアドレスではなく、https://・・・で始まるアドレスのサイトに接続します。SSLを利用したサイトに接続すると、アドレスバーの色が緑色に変わったり錠のマークが表示されたりします。こ…

情報セキュリティ(SSL「データの暗号化」とは)

SSL(Secure Socket Layer)とは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのひとつです。クレジットカード番号や、一般に秘匿すべきとされる個人に関する情報を取り扱うWebサイトで、これらの情報が盗み取られるのを防止するため、広く利用さ…

情報セキュリティ(生体認証とは?)

生体認証(バイオメトリクス認証)とは、IDとパスワードの代わりに、身体的または行動的特徴を用いて個人を識別し認証する技術です。生体認証に用いられる身体的な特徴として、指紋、顔、静脈、虹彩(瞳孔周辺の渦巻き状の文様)などが、行動的特徴として、声…

情報セキュリティ(パスワード管理:パスワードが漏れているというメールが来たら)

これまでにパスワードについて度々書きましたが、しつこく今回も「パスワードの管理」についてです。 『サービスの提供企業などから「パスワードが漏れている」というメールが来たらどうするか。 まずそのメールが本物かどうかの確認をします。これは直接、…

情報セキュリティ(パスワード管理)

これまでにパスワードについて度々書きましたが、しつこく今回も「パスワードの管理」についてです。 『安全性の低いパスワードとは、自分や家族、ペットの名前、生年月日、よく使われる単語などを使った他人に類推されやすいもの、辞書に載っているような単…

情報セキュリティ(パスワード管理:パスワードの変更)

これまでにパスワードについて度々書きましたが、しつこく今回も「パスワードの管理」についてです。 『従来パスワードの定期的な変更を世にかけてきた総務省は昨年(2017年)秋、「変更は不要」と従来の見解を改めた。その理由は、「定期変更により作り…

説話(「そわか」)

般若心経の最後の一句に菩提薩婆訶(ぼじそわか)とあります。薩婆訶(そわか)の意味は事が成就するという意味です。事を成就させるための「そわか」実は、『そ』は掃除のそ、『わ』は笑いのわ、『か』は感謝のかが基本です。 掃除:水周りの掃除、特に便所…

説話(人と人のつながり)

人と人の不思議なつながりのことを「縁」といいます。 この「縁」は人と人の直接の関係だけではありません。例えば、食事一つにしてみても食材になるものには、生産者がいて、流通を支える人がいて、調理する人がいて、初めて私たちの食卓に並ぶのです。そし…

説話(因果の道理)

『どんな結果にも必ず原因があります。原因がなくて結果が起きることはありません。』これはお釈迦さま(仏教の開祖)の教えの根本であり幹と捉えていいでしょう。 「現在の姿は過去の行いの結果であり、未来は過去から延々と続いてきたことと現在の積み重ね…

説話「出世(しゅっせ)」

立身出世という言葉があります。成功して名をあげることを指しています。 出世とは、本来、仏が衆生(人々)を救うために仮に人間の姿となって、この世に出現することをいいます また、仏教では世間的なことを越える意味で、迷いの世俗の世界(一般社会)を…

説話「懐石(かいせき)」

そもそも懐石料理は茶席で招待した客に茶をすすめる前に出す手軽な料理のことで、茶懐石とも呼ばれています。 仏教では、「非時食(ひじじき)戒」という定めによって、修行僧は正午から翌日の暁まで食事が禁止されていました。そこで修行僧は、温めた石を布…

説話「蒲団(ふとん)」

坐禅の時などに、お尻に敷く敷物があります。直径30センチぐらいの円形でその中には蒲(がま)が詰められています。蒲の葉で編んだものもあります。これが、[蒲]の葉の[団]円、つまり、文字通り蒲団なのです。 現在一般的に使用されているふとんは布団…

心に残ることば「自分次第で相手の雰囲気も変わる!」

『人間関係はこちらの出方次第。あたかも鏡の前に立つようなもの。こちらが笑えば猛攻も笑う。こちらがしかめ面をすれば相手も渋面になる』邑井操:むらいみさお(昭和時代後期の評論家、漫談師としても活躍。)のことばです。人間関係をスムーズにするため…

心に残ることば「自分に甘い選択ばかりでは、だめ!」

『願わくば、我に七難八苦を与えたまえ。』山中鹿之助:やまなかしかのすけ(戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した武将)のことばです。目標を達成するためには自分に対して厳しさを持ちましょうという戒めの言葉です。現代に生きる私たちには何も戦国…

心に残ることば「小さな喜び」

『多くの人々は、大きな幸せをじっと待っているうちに、小さな喜びを見失ってしまう。』パール・S・バック(アメリカの小説家でノーベル文学賞受賞)の言葉です。大きな幸せをひたすら待っているときは、多くの場合「自分は今不幸だから幸せを待ち望んでい…

心に残ることば「堂々と誇れる自分になろう!」

『金儲けのうまい人は、無一文になっても自分自身という財産をもっている。』アラン(フランスの哲学者。新聞連載の幸せに関するコラムをまとめた「幸福論」を発表。)のことばです。 人生のチャンスをモノにするには、まず自分に自身を持つことが大切です。…

心に残ることば「動き出さないと、なにも始まらない」

『生きるとは呼吸することではない。行動することだ。』ジャン=ジャック・ルソー(フランスの哲学者。フランス革命にその思想は大きな影響を与えた。)のことばです。 人がなにかを始めること、行動に移すときにいかに大きなエネルギーを必要とするかを云っ…

心に残ることば「笑顔は幸福を引き寄せる最大のツール」

『幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ。』アラン「幸福論」より。(フランスの哲学者。一九二五年、新聞連載の幸せに関するコラムをまとめた「幸福論」を発表) 例えば駅で電車を待っているとき何気なく目をやるとベビーカーを押すママさん。赤ち…

認知症:若年性認知症:仕事継続のための取り組み策(福祉的就労の可能性)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。雇用を継続するためには本人のみならず家族の取り組みも大切です。 <福祉的就労の可能性> ・「障碍者授産施設」…

認知症:若年性認知症:仕事継続のための取り組み策(職業訓練やリハビリの活用)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。雇用を継続するためには本人のみならず家族の取り組みも大切です。 <職業訓練やリハビリの活用> ・介護保険の機…

認知症:若年性認知症:仕事継続のための取り組み策(療養への取り組み)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。雇用を継続するためには本人のみならず家族の取り組みも大切です。 <療養への取り組み> ・仕事を継続しながらも…

認知症:若年性認知症:仕事継続のための対策(過大なストレスと症状の悪化)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。しかしながら、ストレスの大きい職種は継続が難しいことも現実で、継続することで本人の症状悪化を招く恐れがあり…

認知症:若年性認知症:仕事継続のための対策(職場での理解)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。職場の管理者が困難を感じる状況には次などが考えられます。 ・仕事中に私語が多く、同僚が仕事に集中できない ・…

認知症:若年性認知症:仕事継続のための対策(業務遂行能力の低下)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。記憶力や判断力、計算力などの能力低下のためミスをしやすくなります。職場内での仕事内容のフォロー、ミスのチェック…

久喜市「こども・レディース110番の家」

久喜市「こども・レディース110番の家」の相談員を委嘱されました。 「こどもレディース110番の家」とは、地域ぐるみで子供・女性の安全を確保するため、緊急に避難できる家のことです。

日本語あれこれ「上(うわ)の空で聞く」

“空耳”“空々しい”など空のつく言葉はどこか実態のない様子を表す言葉が多くあります。「上の空で聞く」は“空”の更に上で聞くというのか、心ここにあらずといった態度で人の話を聞くことです。 空の上というと一体どのあたりで聞くのやら?かいもく見当がつか…

日本語あれこれ(赤札)

「赤札(あかふだ)」とは、売約済みの商品につける札のことです。 最近では、見切り品(通常の値引きとは異なり、処分を急ぐ必要のあるものとか在庫が大量にある商品など)にも付けたりします。 何故それが“赤”なのか?疑問になるところですが、やはり「赤…

日本語あれこれ(恋の「さや当て」)

二人の武士が一人の女性をめぐって、刀を抜くことなく互いのさやを当てあい相手を倒して、一人の女性を手に入れようとする行為を言います。ここでいう「さや」とは刀を入れる筒のことです。 そもそも“さや当て”とは、二人の武士が道ですれ違うときに刀のさや…