日本語あれこれ「雨足がはやい」

同じ[はやい]にも、「速い」と「早い」があります。 「速い」は、“スピードが速い”とか“要する時間が短い”とか“すみやか”であるというような場合に使います。 「早い」は、“朝が早い”とか“早いうちに行う”などのようにある基準より時期や時間が前である、開…

日本語あれこれ「小糠雨(こぬかあめ)」

小糠(こぬか)は玄米をついて白米にするときに出る細かい粉末のことです。地域によっては単に「糠(ぬか)」といいます。「小糠雨」又は「糠雨」とは小糠(こぬか)のように細かい雨で、霧雨(きりさめ)よりは粒が大きいとされています。それではいつ降る…

日本語あれこれ「血迷う」

良いことを表す表現として使われる言葉では有りません。“あの男は何を血迷ったのか、周りの人に突然暴力を振るい大勢の人に怪我をさせ逮捕された。”などという使われ方がされます。 「血迷う」という表現から血を流す事件を起したかというとそうではありませ…

日本語あれこれ(「くれぐれ」もよろしく)

改まった文章で使われる表現です。辞書によってはこの「くれぐれ」に“呉々”を当てているものもありますが、これは完全に当て字で、そのまま読めば「呉れ」つまり“ください”で“ギブミー” “ギブミー”となってしまいそうです。 この「くれぐれ」は、糸を“繰る”…

日本語あれこれ「とんで帰る」

小学校の自由研究で金賞をもらい、お母さんに早く知らせようと“とんで帰った”。この状態での「とんで帰る」の“とぶ”とは何か? “とぶ”には「飛ぶ」「跳ぶ」があるが少しニュアンスが違いそうです。ゆっくり帰るはずはありませんから走って帰ることになります…

情報セキュリティ(脆弱性を塞ぐには)

脆弱性を塞ぐには、OSやソフトウェアのアップデートが大切です。ただし一度脆弱性を塞いでも新たな脆弱性が発見される可能性があるため、常にOSやソフトウェアの更新情報を収集して、できる限り迅速にアップデートを行わなければなりません。 なお、近年はゼ…

情報セキュリティ「脆弱性(ぜいじゃくせい)の種類」

脆弱性には、いくつかの種類があります。脆弱性を放置しておくと、外部から攻撃を受けたり、ウイルス(ワーム)の感染に利用されたりする危険性があるため、インターネットに接続しているコンピュータにおける情報セキュリティ上の大きな問題のひとつになっ…

情報セキュリティ「脆弱性(ぜいじゃくせい)とは?」

脆弱性(ぜいじゃくせい)とは、コンピュータのOSやソフトウェアにおいて、プログラムの不具合や設計上のミスが原因となって発生した情報セキュリティ上の欠陥のことを言います。脆弱性は、セキュリティホールとも呼ばれます。脆弱性が残された状態でコンピ…

情報セキュリティ(ソフトウェアを最新に保つ)

パソコンやスマートフォン・タブレット端末など(コンピュータ)は情報を、内部のソフトウェアが処理することで動いています。ソフトウェアには、オペレーティング・システム(OS)と呼ばれる、コンピュータを動かす基本的なソフトウェアや、ホームページを…

情報セキュリティ(スマートフォンを使うとき周囲の状況に注意!)

歩きながらなど移動しながら(歩きながら、自転車に乗りながら、バイクの運転をしながら、車の運転をしながらなど)スマートフォン等を操作していると、周囲の状況に対して不注意になり、事故・トラブルにつながります。最悪な事故が多発しています。移動し…

説話(おっくう)

「おっくうな仕事だ」とか「そんなことは、おっくうだ」と使われます。語源は「百千万億劫」の上三文字を省略した「億劫」(おくこう)が元になっているといわれています。 「劫」とは時間を表す単位で、とてつもなく長い時間のことをいい、一劫とは四億三千二…

説話「自未得度先度他」

禅のことばで、“じみとくど せんどた”と読みます。宮沢賢治の「雨ニモマケズ風ニモマケズ」にあるように、へりくだった態度、常にやわらかな心で、自分を勘定に入れないで世のため人のために、自分のことよりもまず相手のことを思いやる心を持っている人、相…

説話「悪事」

“悪事(あくじ)”という言葉があります。この言葉一般的には「わるいこと」という意味合いで使われますが、仏教的な意味合いは、「人の嫌がる仕事、手間・暇のかかる仕事など」のことです。 “好事”がその反対で「やりやすい仕事、苦労のいらぬ楽な仕事、誰に…

説話「平常心で生きる」

人間は弱いものです。天気がいいか悪いか、家人の機嫌が良いか悪いか、仕事がうまくいったかどうか、そんな外からの状況や過ぎてしまった結果に影響されて、気持ちが浮いたり沈んだりしてしまいます。みんな自分自身の心のこだわりやとらわれなのに・・。と…

「修活」(しゅうかつ)

人生100年時代!目標を持って元気で自分らしく生きるために、計画を立て実践する人生の設計&活動が「修活」です。整理して残すのが、「人生デザインノート」です。構成は、Ⅰ.ライフ編 Ⅱ.ケア編 Ⅲ.ライフ編・ケア編共用になっています。 「修活」は、終わ…

「修活」という考え方

禅語に「日々是好日」“にちにちこれこうじつ”という言葉があります。 中国唐代の雲門文偃禅師(うんもん ぶんえんぜんじ)が悟りの境地について語った言葉です。 単に「毎日が平穏無事に過ぎて行く」ということではありません。「良い日でも悪い日でもどんな…

「修活」(しゅうかつ)を始めるタイミング

今や人生100年時代、いつまでも元気で、自分らしく生きるためにはを考えて実践する人生の設計&活動です。「修活」には、「勉強」「仕事」「運動」「就活」「婚活」「終活」・・等など人生の生活を通した幅広い活動を指して言います。活動の記録は「人生デザ…

「修活」は人生そのもの

「修活」は終わりに向けて活動することが目的ではありません。自分らしく生きるためにはを考えて実践する人生の設計&活動です。「修活」には、「勉強」「仕事」「運動」「就活」「婚活」「終活」・・等など人生の生活を通した幅広い活動を指して言います。…

「修活」における「人生デザインノート」とは

「修活」は終わりに向けて活動することが目的ではありません。自分らしく生きるためにはを考えて実践する人生の設計&活動です。記録は「人生デザインノート」に残します。大枠は次の通りです。 Ⅰ.【ライフ編】:まだまだ元気な人生編です ・基本情報・自分…

「修活」とは

「終活」に関して次のような質問が多々あります。“終末に向けての活動というのはイメージが暗い。エンディングというのは気乗りがしない。何か前向きに思える方法はないか、等々”。そこでお勧めしているのが「修活」です。「修」はポジティブな意味合いを持…

「修活(しゅうかつ)」は「修生の活動」

“人生の終わりに向けての事前準備をしながら、これまでの人生を見つめなおし、残りの人生を自分らしく生き、自分らしいエンディングを迎えるための活動”これが一般的に言われている「終活」(終末活動)ですが、「終活」の前にまだまだ行うべきことがたくさ…

「修活」と「終活」

「終活」という言葉は、2009年(平成21年)に週刊朝日が発表した言葉です。当初は「人生の終末を迎えるにあたっての事前準備」と云われていました。現在では、「人生の終わりに向けて考えることや事前準備などを通じて、これまでの人生を見つめなおし、残り…

先輩からの贈り物「戦略的な話の順序」

今までに多くの先輩(先人)から姿かたちでは表現できない沢山の贈り物をいただきました。一部ですがおすそ分けです。 『人と話をするとき互いに意見の異なる問題を初めに取りあげてはなりません。なぜならば、「相手に一旦“ノー”と言わせると、それを引っ込…

先輩からの贈り物「おだやかな対応」

今までに多くの先輩(先人)から姿かたちでは表現できない沢山の贈り物をいただきました。一部ですがおすそ分けです。 『腹が立ったとき相手をおもいきりやっつければ、さぞかし胸がすっきりするだろう。しかし、やっつけられた方は同じようにすっきりするだ…

先輩からの贈り物「人を動かす秘訣」

今までに多くの先輩(先人)から姿かたちでは表現できない沢山の贈り物をいただきました。一部ですがおすそ分けです。 『「人を動かす秘は、この世に、ただ一つしかない。この事実に気づいている人は甚だ少ないように思われる。しかし、人を動かす秘訣は、た…

説話「お雑煮と雑煮箸」

お正月にはお雑煮・御節料理など、独特のものを食べる習慣がありますが、それらを食べる際、雑煮箸といって、柳材の塗りのない丸いものを使います。私たちが普段使う箸は、食べ物を挟む先の方が細く、握る方は太くなっていますが、雑煮箸は天地が同じように…

説話「心やわらかく」

昔から、おめでたい初夢というと、一富士、二鷹、三なすび、と言われてきました。 この解釈には諸説あるようですがその一つとして、「富士山のように高貴で美しく、鷹のように決断と行動力に優れ、煮ても焼いても食えるナスのように柔軟性(じゅうなんせい)を…

日本語あれこれ「一日の計は朝にあり」

“一日の計は朝にあり。一年の計は元旦にあり”と云います。 その日の計画は朝のうちに立てる。その年の計画は元旦にというように計画を立てる場合にはなるべく早めにすべきだということわざです。 ところで、「元日」「元旦」「正月」の違いはというと、 「元…

説話「平成」

平成三十年十二月三十一日は平成最後の年末です。 「平成」という元号は、天皇陛下の退位により、二〇一九年四月三〇日を以て変わることになりました。 平成:「地平らかにして天成る。内平らかにして外成る」(『春秋左氏伝』・『書経』・『史記』)、その…

先輩からの贈り物「会話べからず:一人をのけものにするべからず」

今までに多くの先輩(先人)から姿かたちでは表現できない沢山の贈り物をいただきました。一部ですがおすそ分けです。 『例えば、A,B、Cの三人で話をしているとき、A,Bには分かっている話で、Cにとってはまるで分からない話、つまり一人だけがのけ者…