2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ITノーティス:レビューの重要性

レビューとは、考えていること進めていることの方向性に誤りがないかを有識者(人選は重要)も集めて確認し合うものです。実施時期は、計画、分析、基本設計、開発(構築)、テスト(検証)、評価などなどの中間段階での実施が効果大です。当然完了前には最…

ITノーティス:ソフトウエアの品質とは何か

ソフトウエアの品質は、「バグ(不具合、不良)」の有無だけではありません。 工程(納期)厳守、原価管理は当たり前、操作性や性能などの使い勝手、顧客ニーズの実現度合い、運用に対する顧客満足度合いなどについても、品質の中に含まれます。 ・機能性 ・…

ITノーティス:作業途中の監査

作業途中の中間監査は重要です。監査部門があれば活用するといいでしょう。 そういった部門がなくてもグループ間相互監査やプロジェクトマネジャーが直接監査など実施する方法があります。 監査というと少し構えてしまいますが、硬く考えないで、当事者以外…

ITノーティス:業務従事者への教育

IT技術者だからITに関する教育を徹底して行えばいいだろうは間違いです。 組織やプロジェクトに合わせた常識教育が重要です。 職場の教育(事業所の利用やセキュリティ関連なども含みます)は基本です。 仕事の標準化教育は当たり前。IT技術者が弱いの…

ITノーティス:業務情報の個人管理はありえない

仕事上の情報は組織の共有財産です。 共有財産は必要なときにだれもが容易に参照できる環境で保管、管理されるべきです。そのために情報管理者を設定することは組織の責務です。 組織やプロジェクト(グループ)の共有サーバーがあるにもかかわらず、情報を…

ITノーティス:レビュー計画の明示

仕事を行うには計画書を策定し工程表を作成します。工程表のない仕事はありえません。且つ、工程表にはレビュー計画を明示します。レビュー実施、承認完了(指摘の対策含む)が、該当分工程終了であることを徹底します。レビューも承認も終わっていない状態…

ITノーティス:計画は全メンバーに周知・徹底しているか

仕事には計画(「計画書」)ありきです。 作業前提条件、工程表、品質目標、目標原価、・・・などなどを計画書に明示し、関係者にキチント説明すべき。こういった一連のことをプロジェクトキックオフ時点にて行います。初期メンバー(当初開始時点)に対して…

ITノーティス:三分の一の法則

組織(会社など)には3人の人が居ると言います。 一人目:仕事を問題なくこなす人。 二人目:不良(バグ)をドンドン作り込む人。 三人目:作りこまれた不良(バグ)をせっせと修正する人。 さてあなたは何人目の人になるか。 二人目の人がいなければ三人目…

この世は人間関係で成り立っている

人と人のめぐり合わせ(出逢い)は、それまで変えられなかった自分を変化させてくれるきっかけになります。 誰と出逢うかということより、どんな人と出逢うかで世の中の見方が変わります。 自分にとって良い人に出逢うか、そうでない人に出逢うかで大きく変…

出逢いがあるなら別れもある

出逢いには、期待、希望、夢などが含まれているもの。 出逢った後、いかに絆(きずな)を作り上げ、持続や継続させるかはお互いの努力が必要です。 じっと我慢も一つの覚悟であり決断です。しかし、綱(つな)が切れ、気(き)だけが残っていてもバランスが…

出逢い後を大切に

人と人の出逢いは、未知なる自分との出逢いの始まりと捉えることができます。出逢いそのものに期待感と楽しみが含まれています。 人はそれぞれの考えで、それぞれの人生を生きていて人に出逢う事により世界が広がります。違う価値観を得ることによる成長もあ…

「出会い」と「出逢い」

“であい”を言い表した言葉で一般によく知られているものに、「一期一会(いちごいちえ)」という言葉があります。一期は人の一生涯、一会は一回限りの人との「出会い」の機会のことで、「今日(きょう)の出会いは人生で一度きりのものであり、お互いに大切…

人と人の出逢い

『我逢人(がほうじん)』、「我(われ)、人と逢うなり」、人と人が出逢う尊さを表した言葉です。 「出会う」と「出逢う」は、それぞれの表現や解釈もあるようですが、ここでは“出逢う”を使います。 誰もが、誕生すると親に出逢い、家族に出逢い、やがて出…

「個の時代」も自分一人では成り立たない

21世紀は「個の時代」とも言われ、集団よりまず自分と思われがちな一方で、“きづな”“つながり”“おもてなし”などという表現が懐かしさを覚える現代です。 いずれも人の本音を言い表した言葉(表現)であることがそのように想えるのでしょう。おそらく、「心地…

ITノーティス:管理の基本三要素

組織の責任者やプロジェクトマネジャーは、組織やプロジェクトを有効に運営し成功させるために、「品質(Q:Quality)、コスト(C:Cost)、納期(D:Delivery)」を管理し、損益に責任を持つことが最大の使命であり課題です。 そのた…

ITノーティス:報告は根拠を明示する

ビジネスでは、根拠のない報告は報告ではありません(なんとなく、ざっくりは不可)。 根拠資料がたくさんある場合には、取り纏め表などを作成し、資料添付にする。 数字を並べただけのもの、表やグラフにしただけのもの、状況や実施事項を羅列しただけの内…

ITノーティス:仕事の報告

仕事に報告はつきものです。業務(プロジェクト)の進捗(状況)などを報告する場合、システム全体のことと、自社、自分が行なっている仕事を区分せず、“だんご”状態の報告内容になっていることはありませんか。 自社単独で全ての仕事を行なっている場合は別…

ITノーティス:顧客が本当に満足すること

「顧客が喜ぶことと顧客が言うことを無条件に受け入れることは別である。」ここが重要です。 システム構築(ICT)の例で考えた場合、ベンダーが顧客の言うとおり全部聞き入れればその時点では顧客は喜んだように思うが、このようにして出来上がったシステム…

「東京IT新聞」“IT坊主の無駄方便”、今回(第22回)は、一般的によく使う「有象無象(うぞうむぞう)」という言葉についてです。

有象無象の「象」は、「かたち」のことで、形の有るものと無いもの、すなわち、ありとあらゆるものを指します。このことわざの一般的な解釈は、「数は多いが種々雑多なもの、ろくでもないものなど」となっており、使い方は要注意です。 しかし、由来はお釈迦…

ITノーティス:生産性向上のための具体策

情報システム関連の生産性に対して具体的に実践されているもののうち、考え方次第ですぐにでも実行可能なものを列挙してみました。 ①品質を上げること:上流工程(計画、設計)を手抜きせず、後段の効率化のための設計を行う。(他からの流用・応用、プロト…

ITノーティス:先人のノウハウを活用しよう

情報システムの開発(構築)では、ターゲット業務やシステムが、新規物であるかどうかの見極めが重要です。 これは、見積り段階において類似業務(システム)の実績があるかどうかの調査を行なうわけですが、仮に実績があり設計ノウハウ情報や設計書、部品な…

一度きりの人生、後悔しないことが大事

よく「現代のような競争社会にあっては」などというキーワードの記事を目にしますが、社会(政治や経済など)は生きものであると考えれば、競争は社会が発展し、変化していくなかでの一つの流れと捉えるのが自然です。 競争は人の能力を向上させ新しいもの(…

大切に生きることが「一大事」

『そもそも私たちは何のためにこの世に生まれてきたのか、何のために生きていくのか、こういった人類永遠のテーマを少しでも明らかにするように努力するのが仏法者の努め。仮に明らかにできなくても、ただ漠然と日々を過ごし時間を無駄に費やすことなく、一…

企業における一大事にどう備えるべきか

企業が未来へと継続・発展するなかで、一大事(緊急事態)は起こりえます。 2011年3月11日に発生した東日本大震災では、貴重な人材や設備を失い、廃業に追い込まれた企業が多くありました。復旧が遅れ、サービスや製品が供給できずに顧客が離れ、事業の縮小…

今が大事

大事件や災害、災難、危機などの大変な状況に遭って、それが命に関わることであったとすると、それは究極の緊急事態です。今、将来に起きる(発生する)可能性のある事柄を想定する事は大切な事です。それが緊急事態に関わることであるとすると尚更です。 将…

「一大事」

一大事とは、「国家の一大事」「簡単には解決できそうもない大きなトラブル」「人生の一大事」「放置できない重大な我が家の一大事」など、容易でない事態で、悪い影響をもたらすような物事が起こったときに使われる言葉です。 「もろもろの仏は、ただ一大事…

よい出会いが人間を成長させてくれる

勉強や仕事は、「押しつけ」や「嫌々」では長続きしません。また、単なる「思いつきで興味があります程度」でも長続きするか否かは怪しいものでしょう。 始める前には、それなりの情報収集や下準備が必要。体験できることであれば体験してみることが大事です…

無関心だとやる気もなくなり上達もしない

「勉強が嫌だ、憂鬱だ、自分には合ってない」「仕事(ビジネス)がうまくいかない」など、思い当たることはないでしょうか。または周囲にいませんか。 いくら“やれやれ”とけし掛けても(けし掛けられても)興味や関心がなければやる気も上達もしません。これ…

興味や関心を持つことで上達が速くなる

禅寺で修行している時、こんなことを言われたことがあります。 “お経は心で覚えなさい。心が覚えたことは一生忘れない。 頭は「意識して考えるところ」で、心は「無意識で感じたり、思ったり、しまったりするところ」である。 これができればやがて、お経を…

“猿真似”は有効手段

覚えるためには、“猿真似”も一つの有効な手段で時間の経過とともに理解の下地も出来てくるでしょう。 しかし、どこかで綻びが出ないとも限りませんので基本を理解することは重要です。 「聞き流しているだけで、○○が覚えられます」などというコマーシャルを…