2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

情報セキュリティ(パスワードの定期的な変更は?)

これまでは、パスワードの定期的な変更が推奨されていましたが、2017年に、米国国立標準技術研究所(NIST)からガイドラインとして、サービスを提供する側がパスワードの定期的な変更を要求すべきではない旨が示されました。また、日本においても、内閣サイ…

情報セキュリティ(パスワードは複数のサービスで使い回さない)

パスワードはできる限り、複数のサービスで使い回さないようにします。流出したアカウント情報を使って他のサービスへの不正ログインを試す攻撃の手口が知られています。なお、利用するサービスによっては、パスワードを定期的に変更することを求められるこ…

情報セキュリティ(パスワードの保管方法)

せっかく安全なパスワードを設定しても、パスワードが他人に漏れてしまえば意味がありません。例えば以下が、パスワードの保管に関して特に留意が必要なことです。 ・パスワードは、他人などに教えないで、秘密にすること ・パスワードを電子メールでやりと…

情報セキュリティ(危険なパスワード)

危険なパスワードとしては、以下のようなものがあります。このような危険なパスワードが使われていないかどうか、チェックをするようにしましょう。 (1) 自分や家族の名前、生年月日、住所、車のナンバー、ペットの名前など (2) 辞書に載っているような一般…

情報セキュリティ(IDとパスワードの設定・管理)

他人に自分のユーザアカウントを不正に利用されないようにするには適切なパスワードの設定と管理が大切です。 適切なパスワードの設定・管理には、以下の3つの要素があります。 安全なパスワードとは:他人に推測されにくく、ツールなどで割り出しにくいもの…

情報セキュリティ(IDとパスワード)

IDとパスワードは、パソコンなどの情報機器や、インターネット上のサービスを利用する際に、許可された者であるかを識別し、本人を確認するための重要な情報です。利用者の範囲が制限されている情報機器やインターネットサービスに、IDとパスワードを入力し…

説話「名刹(めいさつ)」

いろいろな催しの中に教養の旅の企画があります。名刹めぐりなどというのもいいかもしれません。 名刹とは、有名な由緒あるお寺のことですから、「刹」は寺院を意味することになります。 「刹」は杖とか棒とか旗竿という意味です。旗竿が何故寺院を意味する…

説話「覚悟(かくご)」

一般的に「覚悟」といえば、あらかじめ心構えをすることや、心の用意(準備)をするという意味で使われます。また、「覚悟しろ」などという使われ方をする場合は、あきらめることや観念することです。 この言葉元々は仏教由来の言葉で、そもそも「覚悟」は眠…

説話「頂戴(ちょうだい)」

「頂戴します」といえば、「もらう」の謙遜語です。 これが「ちょっと、それを取って頂戴」となれば、親しく〈してください〉の意味になります。頂戴物とは、いただきもののことです。 そんなニュアンスが「頂戴」という言葉にはあります。 『観音さまの頭上…

説話(“しょっちゅう”)

「あの子は“しょっちゅう”、ゲームばかりやっている」「あの人は“しょっちゅう”、遅刻している」などと、「いつも、常に、終始」というときに「“しょっちゅう”」という言葉を使います。 実はこの言葉の語源は仏教語なのです。 お釈迦さまが弟子たちを集めて…

説話「豆腐(とうふ)」

豆腐は中国で作られ僧侶によって日本に伝えられました。寺院に普及し、やがて、民間にも広まっていった仏教には縁のある食べ物です。僧侶は漁食肉食をしなかったので、豆腐は大切な蛋白源として愛用されました。油揚げ、生揚げ、がんもどきなどの材料などに…

説話「知事(ちじ)」

知事? そうです。都道府県の「知事」のことです。 日本での知事は、明治時代の初めに設けられた官職の一つで、造幣事務を取り扱う最高責任者でしたが、のちに、各都道府県を統括する代表者として、その最高責任者の職名となりました。 由来は中国で、中国で…

心に残ることば「継続すること」

『私は天才ではない。ただ、人より長くひとつのことと付き合ってきただけだ。』アルベルト・アインシュタイン(相対性理論を始めとするいくつもの理論を提唱した。二十世紀最高の理論物理学者のひとり。)のことばです。 人間の脳は楽しいことや興味のあるこ…

心に残ることば「悔いのある日が続いたら変革のとき」

『もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを、本当にやりたいだろうか。』スティーブ・ジョブズ(アメリカの実業家。IPoneなどで知られるアップル社の共同設立者のひとり。)のことばです。 これはスタンフォード大学の卒業式に招かれたとき…

心に残ることば「不幸とは!」

『不幸は、大半が人生に対する謝った解釈のしるしである。』ミシェル・ド・モンテーニュ(十六世紀フランスで活躍した哲学者。)のことばです。 人はうまくいかないことがあると、ついつい愚痴を言いたくなるもの。多少の愚痴ならストレスの発散にもなり得ま…

心に残ることば「悩んだときは誰かに頼っていい」

『「わからない」と思うことも、あなたの能力だ。』小柴昌俊氏(物理学者。ニュートリノの観測に成功したことで二〇〇二年にノーベル物理学賞を受賞。)のことばです。 周りからよく「あいつは責任感が強い」といわれる人が居ます。総じてまじめで忍耐強く、…

心に残ることば「失敗をチャンスに変える」

『失敗に見えることが、実は素晴らしいことの始まりかも知れない。』山中信弥氏(医学者。IPS細胞の研究により、二〇一二年にノーベル生理学・医学賞を受賞。)のことばです。 失敗はしたくないものです。しかし、「失敗した!」と思うことが本当に{失敗}…

心に残ることば「険しい道がゴールへ導いてくれる」

『人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。』フランシス・ベーコン(イギリスの哲学者。一六〇五年に自然科学と哲学の書「学問の進歩」を発表した。)のことばです。 人が生きていくということは長い道を毎日少しづつ進むようなもの…

認知症:若年性認知症への支援(家族へのサポート)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。 ・子供が未成年の場合もあり、配偶者が専ら介護を担うことが多い。時として親の介護が必要な世代でもあり、複数介…

認知症:若年性認知症への支援(経済支援と制度の活用)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。 ・一家の生計を支える立場の人の場合、仕事の継続が出来なくなることで経済的に困窮する場合が多く有ります。→ ・…

認知症:若年性認知症への支援(理解有る職場風土の醸成)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。 ・職場風土、職場の生産性・効率性を確保するために、若年性認知症への正しい理解が不可欠であり、職場内での研修…

認知症:若年性認知症への支援(就労の継続と管理者への啓発)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。 (1)若年性認知症の発症例が少ないこともあり啓発未実施の企業が多い。 →労務管理のあり方、ケア、見守りのあり…

認知症:若年性認知症への支援(診断後の対応)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。 ・若年性認知症と診断された場合、本人に告知する場合が多い。 ・経済的負担を含め本人や家族への影響が大きいた…

認知症:若年性認知症への支援(異変に気づくのは職場)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。 ・症状に気づくのは家庭よりも職場である場合が多い。 ・職場では、高度な状況認識力、判断力、実行力、協調性な…

日本語あれこれ(迷宮入り)

「おしめり」です。水不足にでもならない限り都会で生活する人にとっては、雨はどちらかといえばありがた迷惑と思う人が多いのでは?しかし農業に従事している方からすれば雨は“天の恵み”です。特に日照り続きの後に地を潤してくれた雨は何ものにも代えがた…

日本語あれこれ(お湿り)

「おしめり」です。水不足にでもならない限り都会で生活する人にとっては、雨はどちらかといえばありがた迷惑と思う人が多いのでは?しかし農業に従事している方からすれば雨は“天の恵み”です。特に日照り続きの後に地を潤してくれた雨は何ものにも代えがた…

日本語あれこれ(うなぎのぼり)

ニホンウナギの生態についてはまだまだ謎のところが多いようです。又、近年では稚魚の漁獲量も減少していてうなぎ料理は高級料理で価格も正に「うなぎのぼり」、庶民の口には入りづらい状態が続いています。 この「うなぎのぼり」という表現、人気や料理の値…

日本語あれこれ(花道を飾る)

人の退陣に際して道を花か何かで飾って送り出してやるというようなイメージで使う人がいますが、「花道」は歌舞伎の舞台で客席を縦断する出入り口のことです。しかし単なる出入り口ではなく舞台の延長ですから役者は出入りの時、格好良く見せようと「花道」…

日本語あれこれ「蓼(たで)食う虫もすきずき」

人の好みは十人十色で本人しかわからない価値(好み)があるものです。そのようなことを言い表した言葉が「蓼(たで)食う虫もすきずき」です。 蓼の葉は香辛料に使われ非常に辛い。その辛い新芽を食べる虫が居ることからの表現のようです。 人の好みはそれ…

日本語あれこれ(木偶坊:でくのぼう)

木偶(でく)とは木彫りの人形、操り人形などのことを言います。ついついピノキオを連想します。この童話、子供のころには心をときめかせて読んだものです。 しかしこの「木偶」に「坊」がつくととたんに意味合いが変わってきます。人として役に立たない人と…