2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

情報セキュリティ(インターネットのIDとパスワード)

IDとパスワードはパソコンなどの情報機器や、インターネット上のサービスを利用する際に許可された者であるかを識別し、本人を確認するための重要な情報です。 利用者の範囲が制限されている情報機器やインターネットサービスに、IDとパスワードを入力し…

「東京IT新聞」“IT坊主の無駄方便”、今回(第21回)は、「一大事」について考えてみます。

一大事とは、「国家の一大事」「簡単には解決できそうもない大きなトラブル」「人生の一大事」「放置できない重大な我が家の一大事」など、容易でない事態で、悪い影響をもたらすような物事が起こったときに使われる言葉です。 「もろもろの仏は、ただ一大事…

しゅうかつ(修活)

6月28日(日)セレモニーホール(栗橋あんのん)において、「しゅうかつ(修活)」についての講演(「説話」)を行いました。要旨は、『「しゅうかつ(修活)」は一般的に言われている人生の「エンディングを考えることを通じて」や「終末を迎えるにあたっ…

情報セキュリティ(インタネットの認証)

インターネットでは、通信している相手が本人かどうかを確認する手段として認証と呼ばれる方法がとられます。 インターネットの認証は、利用者を識別する情報と、それを確認する情報を組み合わせることで行われます。 利用者を識別する情報には、IDが一般…

情報セキュリティ(ゼロデイ攻撃)

近年ゼロデイ攻撃と呼ばれる脅威が増加しています。 ゼロデイ攻撃とは、OSやソフトウェアに対する脆弱性(弱いところ、隙があるところ)が発見されたときに、メーカーが修正プログラムを配布するまでの間に、そこを狙って行われる攻撃です。 脆弱性が公開…

情報セキュリティ(脆弱性を防ぐには)

情報公開者(提供者)にとって脆弱性(弱いところ、隙があるところ)は、不正侵入者(攻撃者)からすると格好の玄関です。インターネットに情報を公開している場合には、そういったところからの進入により、ホームページが改ざんされたり、他の不正のための…

情報セキュリティ(脆弱性:ぜいじゃくせい)

ニュースなどでよくく耳にする脆弱性(ぜいじゃくせい)とは、コンピュータのOSやソフトウェアにおいて、プログラムの不具合や設計上のミスが原因となって発生した情報セキュリティ上の欠陥のことを言います。脆弱性は、セキュリティホールとも呼ばれます…

“経済”も“利益”も仏教用語

“経済”や“利益”は仏教用語です。 経済の語源は「経世済民(けいせいさいみん)」に由来しています。 「世の中を治め、人民を救済(喜びを与える)すること」という意味合いがあり、天下人(びと)が、リーダーシップを発揮して、国を治めることを意味してい…

組織の「縦糸」と「横糸」は何?

企業や組織運営を織物(布)を例にとって表現されます。布は糸を縦と横に織って出来ています。 情報(Information)も技術(Technology)も激しく進化や変化をし、しかも大量にかつスピード感とともに柔軟性が要求される現代、組織運営は、一見よさそうに思…

禅寺では行事の運営を“経営”と呼んでいた

経営は、仏教の起源であるインドから伝わった言葉ではなく、禅宗の寺から生まれた言葉で、大きな法要を行うときの運営がスムーズに行くように取り組む(現代でいう「マネジメント」)ことを経営と呼んだのが言葉の起源という説があります。 いずれにしても、…

しゅうかつ(「修活」:未来に向かって)

お釈迦さま(仏教の開祖)の説法の中に、「死んだ後のことをいくら考えても解は出ない。今ここに私は生きている。その今を、正しく、しっかりと生きることが大切です。(基本と正道)」というのがあります。 『好むと好まざるにかかわらず、人には生まれた瞬…

しゅうかつ(人生のデザイン)

自分磨きをする言葉として「修学」「修身」「修道」「修業」「修養」、手を加えてなおすことを「修正」「修繕」、関係をうまく保つことを「「修好」、「修行」「修法(しゅほう・ずほう)」「専修(せんじゅ)」 などは学業や仏道をおさめる言葉として使われ…

しゅうかつ(修活)

ここで云う“しゅうかつ”は、人生の「エンディングを考えることを通じて」や「終末を迎えるにあたって」活動を行うことではありません。 “今の自分自身の状態を基点”として、「夢をもって」・「目標を立て」・「将来をあれこれ考え」『生きがいを持つこと、そ…

“経営”は,筋道を通し行動すること

「筋を通した生き方」という表現があります。 この有り様(よう)を仏教では、「己(自分自身)の人間経営」としています。 “経”とは「筋道(道理)を通すこと」であり、“営”は、それを「行動に現す」こと、これが仏教的な教えで、“経営”という言葉は仏教用…

“経営”

「経営」とは「方針を定め、組織を整えて目的を達成するよう持続的に事を行うこと及び、事をなしとげるために考え実行すること。特に事業を営むこと」などの意味で、少し柔らかい表現では「活動の方針や目的を決めて、組織の運営を行い、達成しょうと尽力す…

説話:天下取っても二合半

「起きて半畳、寝て一畳、天下取っても二合半」。人もうらやむほどの財産を手に入れたからといって、所詮人間、最低限1日に必要なスペース及び食べられる量には限度があります。 「成功してもしなくても人生はみな同じ、たいした差はありません。がつがつせ…

ITノーティス:失敗、トラブルの原因

過去経験した情報システムの構築(共通工程)で失敗した主な要因には、 ・「開発する順序」が正しくない(工程設計ができていない)。 ・「標準化事項」の内容がプログラミング(下流工程)レベルのものばかりである。 ・「中間レビュー」を行なっていない。…

ITノーティス:企業にとっての基本の本質とは

「基本」とは何か、各企業での基本理念などが相当すると思いますが、「基本の基本」は「約束を守ること」から始まります。逆な言い方をすれば、「守れぬことは約束するな」ということにもなります。 企業における約束には、「製品やサービス」そのもの、納期…

「東京IT新聞」“IT坊主の無駄方便”、第20回は「一心(いっしん)」という言葉をもとに、心の持ち方を考えてみます。

「一心(いっしん)」は、一般的には“心を一つ”とか、“心を集中させる”などという意味ですが、単独ではあまり使われず、他の言葉と組み合わさって使われます。 代表的なものを下記にあげます。 一心不乱(いっしんふらん):心を一つの事に集中して他の事に…

イベントの開催

日時:平成27年6月28日(日) 午前9時より、 場所:栗橋あんのんホールにて 「お茶のみ座談会(説話)」を行います。 テーマは、『ほかとは違う「しゅうかつ」のおはなし』です:捉える角度を変えた内容です。 その他、「野菜の特売」や「くじ引き抽選…

ITノーティス:企業にとって基本とは

天変地変、天災人災、社会情勢、環境変化めまぐるしい時代です。しかしこういった激しい変化の時代の中でもすべてのものが皆変わっていく訳ではありません。世の中がどのように動こうが決して変わらないもの、変わってはいけないものがあります。それが「理…

ITノーティス:応用を考えた仕事

新規技術や新しい事業(分野)などでは参考になるものが少ないこともありますが、全てが初めてなものでない限り応用可能な部分があるはずです。仕事の開始前には他の類似業務の調査や経験、実績などの“活用ができないだろうか”などというところからアプローチ…

ITノーティス:情報システムの品質

情報システムの構築(プロジェクト)で生産性向上を行なうには、上流工程である計画・設計段階に充分時間をかけ品質を確保し、下流工程に不良(曖昧さ)を持ち越さないことです。 「品質を上げようとすれば原価が高くなるという人もいますが、品質の悪いもの…

ITノーティス:仕事には目標を!!

コンピュータシステムにおけるプログラムそのものはシステム運用するための手段です。“システム”を構築するという考えで、運用、環境など全体を含めた計画を立て運営することが重要です。 プログラマー的発想(プログラムが完成すれば良い)の計画では、シス…

ITノーティス:生産性向上の対象とは

情報システム構築において、効率化(生産性向上)というとすぐに技術的なことを考えてしまいがちですが、技術的な部分だけにいくらメスをいれても全体の効率向上にはなりません。 たとえば、当初設計した内容に変更があれば設計書類関係の改定、最新化はこま…

説話:品質の基本は安全安心

品質が良いとか悪いとか、品質を上げるとか、確保するとか、強化するとか言ったりしますが、認識の程度については甚だ疑問です。一般的な解釈は品質とは、「ものやサービスの悪さ具合」とか、「要求を満たしている程度」などを示す尺度です。 安ければいいだ…

説話:僧侶の呼び方

宗派に関係なく「住職」、「おしょう」などと呼ぶのが無難です。 「上人」、「「旦那」、「方丈(お釈迦様の弟子であった維摩居士(ゆいまこじ)の居室が一丈四方(四錠半くらい)の室であったことから、そこに住まっている人という意味から来ています)」、…

位牌

葬儀のときは「白木位牌」を、仏壇に祀るときは「本位牌」が使われます。これは近年になってから定着した習慣です。白木は手垢や汚れがつきやすく使いまわしができません。このことから「清浄無垢」という意味のほかにも「あなただけのためのものですよ」と…

入梅(にゅうばい)

既に梅雨(つゆ)入りしている地域、そろそろの地域、二十四節気を補う季節の移り変わりの目安を「雑節(ざっせつ)」といいます。入梅は雑節の一つで梅雨の季節に入る最初の日を言います。(雑節では6月11日頃とされていますが実際の梅雨入りとは異なり…

説話:「桃栗3年、柿8年」

「桃栗3年、柿8年、梅はスイスイ13年、梨はゆるゆる15年、柚(ゆず)の大バカ18年、ミカンのマヌケは20年」。 これは決して果物を悪くいっているわけではありません。 昔から「桃や栗なら3年で、柿は8年で実がなり始める」ということです。果物…