2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

情報セキュリティ(インターネット認証の仕組みと必要性)

インターネットでは、通信している相手が本人かどうかを確認する手段として認証と呼ばれる方法がとられます。認証は、利用者を識別する情報と、それを確認する情報を組み合わせることで行われます。 利用者を識別する情報には、IDが一般的に使用されます。ID…

情報セキュリティ(無線LANの利用)

無線LANを利用することにより、ケーブルを気にすることなく、どこでも好きな場所に移動してインターネットに接続し、気軽にWebサイトの閲覧やメールの利用が出来るようになりました。また、最近は公衆無線LANの整備も進み、駅、空港などの公共の場でも無線LA…

情報セキュリティ(無線LANとは)

LANとは、会社内や家庭内などでパソコンやプリンタなどをつないで、データをやりとりできるようにしたネットワークのことです。 ケーブルの代わりに無線通信を使うのが無線LANで、電波でデータの送受信を行う構内通信網(LAN:Local Area Network)のことで…

情報セキュリティ(無線LANの安全な利用:アクセスポイントでの設定)

アクセスポイントに設定する管理パスワードや、認証・暗号化のための共有鍵は、単純なものや、無線LANのネットワーク識別子であるSSIDから類推できるものにしないよう、注意が必要です。一般的にSSIDは公開されて使用されるため、SSIDと似たパスワードを設定…

情報セキュリティ(無線LANの安全な利用:暗号化の設定)

自宅などに無線LANのアクセスポイントを設置して利用する場合には、アクセスポイントで暗号化の設定を行ってください。旧来からWEPという暗号化方式もありましたが、近年WEPは短時間で解読される方法が発見され、安全な方式とは言えなくなっていますので、注…

説話「自由自在(じゆうじざい)」

仏教では、あらゆる束縛から解き放たれた境地を「自由」といい、悟りの境地のことです。他のものの影響や支配を受けることなく、独立自尊で、それ自身において存在することのできる、安らかな境地をいいます。 自由であれば、自分の思い通りの存在となれるの…

説話「葛藤(かっとう)」

現代の子供たちは、遊びは室内で少人数、塾や習い事に追われ、少子化ということの影響か、友人関係は狭く、いじめ問題もある。勝手理解ですが、淋しく忙しい子どもたちです。また社会に出れば出たで競争社会、世の状況変化も速く目まぐるしい状況に直面し、…

説話「娑婆(しゃば)」

映画やテレビドラマなどを見ていると、刑務所から出所してくる場面で「シャバに出る」とか「シャバの空気はうまい」「シャバの風は冷たい」などといって、自由な解放された世界を娑婆と呼んでいるようです。 しかし、娑婆とは仏教語で、『忍土』(堪え忍ぶ土…

説話(師匠)

師弟関係のある間柄で身分の高いほうを指す言葉として使われます。教える側が師匠で教わる側が弟子です。各種稽古事や趣味・学問・文化などを教え伝える人に対する敬称としても幅広く使われています。 「師」の語源は『仏教の師』のことで、「匠」は『大工』…

説話「懺悔」

「懺悔はキリスト教の言葉じゃないの?」と思われている方が多いのでは? 確かに「ザンゲ」と読むとキリスト教の雰囲気を感じる語でしょうが、仏教語としての読みは「さんげ」です。 「くやむこと。人に罪の許しを請うこと。自分の犯した罪を仏の前に告白す…

説話「講堂(こうどう)」

講堂というと頭に浮かぶのが学校の講堂でしょうか。入学式や卒業式をはじめ、いろいろな行事が行われるところです。 この講堂、元々はお寺の建物を指したものです。お寺の建物を七堂伽藍(がらん)といいます。これは「金堂、講堂、塔、鐘楼、経蔵、僧坊、食…

先輩からの贈り物「続けるから見えること」

今までに、多くの先輩(先人)から、姿かたちでは表現できない沢山の贈り物をいただきました。一部ですが、おすそ分けです。 『天職といえる仕事に就ける人は世の中にどれくらい居るでしょう。多くの人が自分がやりたかったことと現実とのギャップに悩んだこ…

先輩からの贈り物「知らないことを知るのは成長のチャンス!」

今までに、多くの先輩(先人)から、姿かたちでは表現できない沢山の贈り物をいただきました。一部ですが、おすそ分けです。 『知らなければいけないのに知らないことが世の中には沢山あります。自分では得意と思っているジャンル(分野)でも記憶からすっぽ…

心に残ることば「言葉の力」

『言葉の力はとても恐ろしいものです。どんなナイフよりも鋭く人を傷つけます。』マザー・テレサ(カトリック教会の修道女。貧困や病気に苦しむ人々のための奉仕活動を生涯続けた。)のことばです。 「あなたは凄い!素晴らしい!だからどんどん上達もするし…

心に残ることば「あいづちは魔法のツール!」

『相手が話しをしたくなるような話題を振って、ときに親身になり、ときに感心し、ときに大きくうなずいて、相手に気持ちよく話をしてもらうのです。』池上彰氏(元NHKキャスター。現在はフリージャーナリストとして多方面で活躍中。)のことばです。 上手に…

心に残ることば「挨拶の力」

『「挨拶」とは何か?それは「心を開いて相手に迫る」ということである。』鈴木健二氏(元BHKアナウンサー。退職後は著作活動に専念。代表作は「気配りのすすめ」)のことばです。 朝、家族や周りの人に当然のように「おはよう」と挨拶をしていると思います…

心に残ることば「信頼関係とは?」

『人に交わるには、信を持ってすべし。己れ人を信じて、人もまた己を信ず。』福沢諭吉(日本の蘭学者、啓蒙思想家、教育者。代表作は「学問のすすめ」「西洋事情」)のことばです。 少し前のことですが、人気の食品メーカーや食肉加工会社、更には老舗料亭な…

心に残ることば「自分の欠点を、魅力に変身させる!」

『欠点はうまく使いこなせばいい。これを上手くできれば何だって可能になる。』ココ・シャネル(二十世紀前半に活躍したフランスのファッションデザイナー。「シャネル」の創設者)のことばです。 自分に自信の無い部分をどのように上手く活かせるか。これは…

心に残ることば「仕事は誰かに見せるためにするものではない」

『神々はすべてを見通しているから、どんなに難しくても自分の仕事は完璧を期せよ。』ピーター・ドラッカー(オーストリアの経営学者。一九七四年の「マネジメント」など現代経営学の分野で名を残した。)のことばです。 人が幸せになるにはどうすればいいか…

認知症:若年性認知症の人への支援

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。 ・雇用の継続や就労が可能になることで、症状の進行を抑え、経済的損失を最小限にすることが可能です。 ・そのた…

認知症:若年性認知症(診断されるまでに時間がかかる)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。 ・本人、家族、医療関係者など、若年性認知症の理解が乏しく初期症状が分かりにくいため他の病気として治療される…

認知症:若年性認知症(原因疾患)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。「原因疾患」は多様です。 ・若年性アルツハイマー病25.4%、脳血管性認知症39.8%で認知症高齢者とは異な…

認知症:若年性認知症(若年性認知症とは)

若年性認知症は働き盛りの年代で発症するため、本人や家族、職場に様々な影響が現れます。老年期で発生する認知症とは異なる支援が必要です。 「若年性認知症とは?」、64歳以下で発症する認知症の総称です。 ・日本で若年性認知症と診断されている人は約…

認知症:症状(症状が短時間の間で変化する)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 「行動・心理症状」に関連する症状として『せん妄』があります。 ○意識障…

認知症:症状(声が聞こえる、何かが見えるなど)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 症状として、「行動・心理症状」に関連する症状として『幻聴、幻視などの…

日本語あれこれ(内弁慶:うちべんけい)

上司には頭が上がらず、おまけに部下にも馬鹿にされている人が家に帰ると家族にやたらいばりちらす。こういった人のことを指して「内弁慶」と云います。 ここでいう「弁慶」は言うまでも無く“武蔵坊弁慶”のことで「弁慶」は強い者の例えです。それが内に向か…

日本語あれこれ(助平:すけべえ)

時々寄席に落語を聞きに行きますが、古典落語には庶民のユーモア感覚が盛りだくさんです。例えば長屋話に“与太郎(よたろう)”“飲兵衛(のんべい)”“三太郎(さんたろう)”などの名前(これはニックネーム)が定番で登場します。この名前の付け方には感心さ…

日本語あれこれ(すれっからし)

「若いときの苦労は人生の土台」などといいます。 確かに“ハングリー精神”は向上心を呼び起こし、ちょっとやそっとのことでは負けない根性を養う刺激剤になります。ところが、あまり苦労をしすぎてその苦労に負けたりすると、だんだん悪賢い知恵がついて世の…

日本語あれこれ(緑の黒髪)

「緑の黒髪」、歌の歌詞にも使われる表現です。よくよく考えてみるとこんな矛盾した表現は無いだろうと思ってしまいます。そもそも「緑」は“木などの新芽”のことで、若々しくて色もグリーンであるところから色の名前になったといわれています。 従って“松の…

日本語あれこれ(足を洗う)

母親が足の汚れている子供に対して“足を洗いなさい”という場合とは違う表現としての「足を洗う」ことです。 今日では、はだしで直接土を踏む機会は少ないと思います。昔、はだしで外で仕事をすることは当たり前の時代がありました。従って足が汚れるのは普通…