2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

説話(責任とのかかわり方)

自己責任というからには、他者責任というのも成り立ちます。出来事の原因は、 1.自分の責任、2.他者の責任、3.皆の責任という3つに分けて考えられます。 世の中では良いことも悪いことも起こりますが、悪いことを減らし良いことが増えるように、皆努力し…

説話(デジタル終活)

「終活」という言葉、現代の流行でしょうか。セミナーなども行なわれています。意外とグレーゾーンなもののひとつに、今や皆さんがお持ちのスマホやパソコン内の情報があります。この中の情報をどのように管理して如何に伝えるか。これを「デジタル終活」と…

説話(建立したお墓に白いサラシを巻くのは何故?)

古来より、石には魂(たましい)が宿るとされています。『建立した状態の石塔(墓石)にはまだ魂が入っていない「ただの石」です。放っておくと、邪気(悪い気))が入ってしまうので、これを防ぐために白い布(サラシ)を巻く』という考え方からきています…

説話(お墓にいい方角、悪い方角はあるか)

そもそも「お墓を建てる目的とは!?」です。 基本的な共通意識は、「故人を偲び先祖を供養すること」ということのはずで、何よりも大切なことでしょう。 故人のことを思い先祖を供養する思いで建立することです。 ただし建立者の気持ち的には方角を選べるの…

日常における情報セキュリティ対策(家庭の利用者向け:メールやSNSでの不審なファイルやURLに注意)

情報セキュリティ対策は、日常的に行っていくことが重要です。情報セキュリティ対策を疎かにしてしまうと、ウイルスに感染してシステムに問題が発生したり、不正アクセスによって情報が流出したりといった被害が発生する可能性があります。このような事態を…

日常における情報セキュリティ対策(家庭の利用者向け:パスワードの適切な設定と管理)

情報セキュリティ対策は、日常的に行っていくことが重要です。情報セキュリティ対策を疎かにしてしまうと、ウイルスに感染してシステムに問題が発生したり、不正アクセスによって情報が流出したりといった被害が発生する可能性があります。このような事態を…

日常における情報セキュリティ対策(家庭の利用者向け:定期的なバックアップの実施)

情報セキュリティ対策は、日常的に行っていくことが重要です。情報セキュリティ対策を疎かにしてしまうと、ウイルスに感染してシステムに問題が発生したり、不正アクセスによって情報が流出したりといった被害が発生する可能性があります。このような事態を…

説話(相手の心を掴む)

「道徳的な教えは何故耳に入らないのか」、まず言えるのは、説得力がない、ということでしょう。だらだらと説教するだけであって、聞く人が納得できるような説明になっていないことが多くあります。次は大体の場合、説教というのは「いけません」の羅列であ…

説話(人を育てる)

「悪いことはしてはいけません」「嘘をついてはいけません」「人をだましてはいけません」「怠けてはいけません」「他人のものを盗ってはいけません」…このような「いけません」洪水の中で、我々は、それを守るどころか、溺れて死にそうになっています。それ…

説話(道徳教育は人を支える財産)

お釈迦さま(仏教の開祖)の時代、ある億万長者の家に一人息子が生まれました。 有り余る富に酔っていた両親は、「これほどの財産(お金)があれば、一生苦労しないだろう」と思い、子供に道徳どころか教育の機会さえも与えないで贅沢三昧に育てました。 年…

説話(褒められる。評価される)

一般的に人は財産に憧れます。誰もが、財産はあるに越したことはないと思っているはずですが、人を褒めたり評価をする場合、単にお金持ちということに対しては、「ああそうですか」「すごいですね」などの反応になるのが一般的です。要は褒められる中身がど…

説話(人間と犬の会話)

人間と犬の会話です。 『人間:犬よ。君たちよりは私たちの方が偉いんだよ。 犬:私はそうは思いません。なぜあなたはそう思うのですか。 人間:私達はビルや高速の乗り物、薬も開発するが君たちにはできません。 犬:そうしなければ生きていられないあなた…

説話(お洒落)

フェラガモ、ジバンシー、シャネルなどブランド服の'S'サイズが着られるほどのスタイルなら誰もが嬉しい。世界的なモデルさんみたいに細くて足が長ければ、最高…。しかし美しくなりたいという夢を膨らませても、膨らませても、もの足りなく感じるようです。 …

説話(目先の成果)

商売の立場から考えると、寄付は財産の無駄遣い、そのように考える人も居ます。 智慧をもって考えると、人を助けることは自分の幸福を確定する行為と考える人も居ます。 その他の考え方もあるでしょう。それは人ぞれぞれです。 一般的に、人は目先の結果が気…

説話(盆踊り)

夏の暑さも真っ盛り。そんな暑い中でもいろんな行事があるのがこの季節でしょうか。 最近では「夏祭り」などといって楽しい企画で催し事がありますが、昔から変わらず続けられている夏の風物詩に花火や盆踊りなどがあります。 さてその盆踊りは、お盆にお迎…

説話(色即是空)

「色即是空」は、“般若心経(はんにゃしんぎょう)”というお経の一説です。 この解釈には諸説あり恐らく正解はないと思いますが、仏教的なひとつの捉え方としては次のようです。 『「色」は世界(この世)のことを指し、「空」とは実体のない状態のことです…

説話(施餓鬼)

近年、お盆の前後によくお施餓鬼(せがき)の行事があります。縁もゆかりもない餓鬼(供養されていない霊)にほどこす功徳が、自身のご先祖に回り向けられるとされている供養です。 世の中には貧しさや病に苦しんでいる人が多数います。そういう人達に心を馳…

説話(お盆の行事)

お盆には、亡き両親をはじめご先祖があの世から帰って来られるので大切におもてなしして心から感謝を捧げる期間とされ、今では日本の夏を彩る国民的行事になっています。全国的には八月十三日から十六日(東京は七月)にかけて行われ、墓参りのために郷里へ…

説話(お盆のはじまり)

お盆は、古いインドの言葉ウランバーナ(逆さに吊された苦しみ)からきた盂蘭盆(うらぼん)を略したものです。お釈迦様の十大弟子の一人で神通力第一といわれた目蓮(もくれん)が、その力で餓鬼道(がきどう)に落ちて苦しんでいる母のことを知って、驚いて…

説話(人は間違いを犯すもの)

人は間違い(過ち)を犯します。間違いを犯さない人間は世の中にいないのですから、間違いを犯すことが人間の特色だということもできます。このことを受け止めると、間違いについて極度に落ち込むことをしないで済むようになります。(但し、法に触れるよう…

説話(やる気)

やる気を継続させることは簡単なことではありません。やる気が失せてしまったという経験は誰にもあると思います。努力しても、心に力をつけても、また落ち込んでしまって力がなくなることもあります。それにはいくつかの理由が考えられます。まず自分が望む…

説話(人生の不安)

人は常に何らかの不安を抱えて生きています。リスクの幅が広いほど不安は大きいものです。 ものを貯める習慣は不安から生まれてきます。 将来が不安だからお金を貯めておくとか、健康に不安あるから保険を掛けるとか、仕事が不安だからしっかり勉強しておく…

説話(ものを集める)

人はものを集めることが好きです。人生というのはものを集めることだとも言えるほどです。 生活にどうしても必要なものを集めることは理解できますがしかし、集めることが好きで、なんでもかんでも集めてためておくことを行なっている人が居るのも現実です。…

説話(心の殻)

人は他人の意見を認めようとしないことが往々にしてあります。逆に、自分の殻の中にできあがった「型」のなかに相手を強引にでもはめようとすることが多々あります。大体の場合相手側も、自分の概念の型に取り込もうしますから対立が生まれます。これらは特…

説話(心からのコミュニケーション)

人が物事を自分中心で主観的に考えるというのは固定観念に基づくからでしょう。いつも正しく判断できるわけではありません。ある人がいいと言うことを他の人が悪いと思うのは、その人の個人的な判断によるもので、それが客観的にいいものか悪いものかを決め…

説話(こころの変化)

「こころ(心)」はいろいろな経験の影響を受けて方向性を変えていくという性質も持っています。一度方向性が定まるとずっとその枠から抜け出ようとはしません。 例えば、煙草、酒、ギャンブル、遊興等に魅せられると、それがもたらす不幸な結果を承知してい…

説話(ご先祖さま)

私たちには、父母が居て、その各々にも父母が居て、同じようにどんどん遡っていくと、例えば30世代遡ると先祖は十数億人になります。この脈々と続いてきた結果(途中経過)として今の私たちがあります。 ご先祖さまと聞くと、亡くなったおじいさんやおばあ…

説話(亡き父母への孝養と供養)

父母が生きておられるうちに,父母孝養の大切さに気づけた人は幸いです。しかし、すでに親が他界した後、気づく場合が多いでしょう。それでは亡き父母にどう孝行したらよいのでしょうか。 一般的に親が一番気がかりなのは子どものことです。常に将来が気がか…

説話(供養とは)

自分は祖先から脈々と受け継がれてきた生命の分け身であると考えると、その有難さや尊さを想うこともあるのでは・・・、そういった想いの表現の一つが供養と捉えていいでしょう。 供養には、「利供養」、「敬供養」、「行供養」があるとされています。 ・利…