説話(お墓にいい方角、悪い方角はあるか)

そもそも「お墓を建てる目的とは!?」です。
基本的な共通意識は、「故人を偲び先祖を供養すること」ということのはずで、何よりも大切なことでしょう。
故人のことを思い先祖を供養する思いで建立することです。
ただし建立者の気持ち的には方角を選べるのであれば、お墓の正面の日当たりが良くなる向きが好まれるという現実はありますが、仏教的な根拠での「良い悪い」はありません。
方角に限らず、色や形を気にする人がいますが、これも同様です。
又、日程に関してもあれこれ気にする人が居ますが、こうあるべきという事はありません。一般的に多いのが、一周忌や三回忌などの年忌を目処にとか、祥月命日を目処にとか、春や秋といった気候の良いときを選ぶとか様々です。
eお坊さんねっと 説話集より