2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

心に残ることば「苦しいときこそ希望を持つ」

「自分は不幸だ」と想うネガティブな感情。これはまるで病のように静かに人間の心を蝕んでいきます。この負のスパイラルはとても厄介です。陥るとどんどん気分が暗くなり、やがて幸せを招くポジティブな考え方ができなくなってしまいます。時には本当の病気…

心に残ることば「わたしのできること」

私たちは、この世の中に対して何らかの使命を持って生まれてきたのです。 しかし実際に自分の使命を把握し、それに向かって生きている人はどれ位いるかいうと難しい問題です。 アメリカ第二十六代大統領ルーズベルトの言葉に『あなたの持っているものを使っ…

心に残ることば「最初のひとり」

『もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。』魯迅(ろじん:文学者、思想家、中国の近代文学の元祖と云われている)の言葉です。誰もやりたがらないことを、率先してやることの尊さを説いています。 本当は誰かがやらなければい…

心に残ることば「前を見てまっすぐ世界を見る」

目の前に辛いこと面倒なことが待ち構えているとき、ついついそれらを後回し(後送り)にしてしまうことがあります。辛いから逃げ出したいと思うのは人の感情ですがいつも現実逃避をしていては問題はいつまでたっても回避しません。こんな言葉があります。 『…

認知症:症状(忍耐力がなく、集中力が低下)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 例えば従来に比べて、忍耐力がなくなり集中力が低下してきます。(注意障…

認知症:症状(同時処理が困難)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 従来に比べて、一つの用事をしている間にほかの用事を忘れる。時々ではな…

認知症:症状(同じ話を何度も繰り返す)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 例えば従来に比べて、話がくどく、同じことを何度も繰り返す「迂遠(うえ…

認知症:症状(日常の対人関係の中で明らかになる症状)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 例えば従来に比べて、 ・理由もなく泣き笑う等の「感情失禁」が多くなっ…

認知症:症状(物忘れ)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 例えば従来に比べて、物忘れの経験の繰り返しによる焦燥(しょうそう:イ…

認知症:症状(イライラ傾向が目立つようになった)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 例えば従来に比べて、この半年くらいの変化としてイライラ傾向が目立つよ…

説話「演説」

そもそも「演説」とは、“仏の教えを説くことを意味し、自分の主義・主張ではなく仏の法について説くこと。”が仏教における演説の意味であったのです。 辞書等によると「演説」の、「演」は「講釈する」、「説」は「道理・教義・意義」を指し、道理や意義を述…

説話「不退転(ふたいてん)」

「改革の推進には、不退転の決意で」などと政治家の皆さんがよく使う表現です。 不退転の決意とは、志を固く保持して、決して屈しない決意という意味です。 実はこの「不退転」は仏教語です。 文字通り、退転しないことで、仏道修行の過程で、すでに得た功徳…

情報セキュリティ(オンラインゲームの注意点:チャット機能に注意)

オンラインゲーム中のチャット機能はリアルタイムに情報を交換したり、ゲームの方法などを教えあったりする場合に非常に便利な機能です。しかし、子どもたちの間でこうしたチャット機能を使って、発言のやりとりや、アイテムの交換などを行っている場合には…

情報セキュリティ(オンラインゲームの注意点:詐欺行為に注意)

オンラインゲームの詐欺行為に注意しましょう オンラインゲームではチャット機能を使って、悪性サイトに誘導されたり、オンラインゲームのファンサイトが改ざんされ、同じオンラインゲームをしている人がウイルスに感染したり、オンラインゲームの利用者のア…

情報セキュリティ(オンラインゲームの注意点:知らない人との取引をしない)

ゲーム内で知り合った人とのアイテムの交換や売買は、特に子どもの場合、その仕組みや代金の徴収方法などを理解しておらず、だまされてアイテムを窃取される場合があります。 そもそも多くのゲーム運営会社では、利用規約でゲーム内での通貨やアイテムの取引…

情報セキュリティ(オンラインゲームの注意点:課金の仕組みを理解)

ゲームの課金の仕組みを理解しましょう。 ゲームの利用登録は無料でもゲームの進行によって有料になるなど、料金が発生する場合があります。 有料課金のゲームを子どもに使わせる場合には、携帯電話やクレジットカードの暗証番号、パスワードを子どもに教え…

情報セキュリティ(オンラインゲームについての親の役目)

保護者は子どもがインターネットの世界でどのような行動をしているのかを理解し目を配るようにしましょう。 家庭内で、オンラインゲームを含めたインターネットの利用方法についてのルールを定め、年齢に見合った利用の制約を設けることも必要です。オンライ…

情報セキュリティ(オンラインゲームのトラブル)

オンラインゲームでは、さまざまなトラブルや危険性が増えています。 例えば、子どもが親のパソコンやスマートフォンを使ってオンラインゲームをし、無料だと勘違いして有料のアイテムを購入してしまい、後になって高額な料金が請求される事例が発生していま…

情報セキュリティ(オンラインゲームの注意点)

オンラインゲームは、パソコンやスマートフォン・タブレット端末、ゲーム専用機器などから、インターネットを経由して他のコンピュータとデータを交換しながらゲームを進めるという、コンピュータゲームの一形態です。オンラインゲームにはさまざまなサービ…

日本語あれこれ(浅い川も深く渡れ)

「浅い川でもどんな危険があるかもわからないので、深い川を渡るように用心してわたりなさい」という意味です。一見些細なことと思っても油断することなく慎重に考え行動しなさいと、世渡りを川にたとえて言った戒めの言葉です。 特に、生き馬の目を抜くごと…

日本語あれこれ(一目置く)

「いちもくおく」と読みます。 先手必勝という言葉があります。戦いの局面では、相手より先に攻撃を仕掛ければ必ず勝てるという意味合いの言葉で、「先手」は相手より先に戦いをはじめ出鼻をくじくことになり有利に局面を展開できることになるからです。 囲…

日本語あれこれ(「サシ」で話す)

第三者の立ち合いがなくて二人だけで話をするときに使います。はたして「サシ」とは? 意味合いには諸説あるようで、まず、「サシ」は「差し」と書きます。「差し向かい。差し向う。」の略で、使われ方の意味合いとしては、二人が向き合って(対座して)話を…

日本語あれこれ(ピンからキリまで)

日本人は物事に対してランク付けが好きな国民のようです。例えばウナギや寿司、丼ものなどには松竹梅とか上中並などと別れています。サービスにおいても料金に応じて正にピンからキリまでです。さて、「ピンからキリ」どちらが上でどちらが低いか? 語源を調…

日本語あれこれ「時雨(しぐれ)」

「雨が少し降り、止み、そしてまた降るというように一時的に降ったり止んだりすること」です。 この降り方の状態から、時雨が降る天候に変わることを時雨れる(しぐれる)ともいいます。 季節的には、主に秋から冬にかけて通り雨のように降る雨のことを言い…

説話(勘弁)

「ごめんなさい」と同じような意味合いで使う「勘弁してください」という言葉の「勘」は「調べる」、「弁」は「見分ける」という意味があります。 師匠(先生)が、弟子(生徒)と個人面接を行い、その考えや心の働きを調べ、見きわめること。その上で、これなら…

説話(観念)

諦める、または覚悟するという意味で使われる言葉です。 その他、ものごとに対する考え方とか認識を意味する場合もあります。 しかし一般には本来の意味が逆転して使われていることが多いようですが、そもそもは仏教語で、心静かに知恵によって一切を観察す…

説話(過去、現在、未来)

「過去」も「未来」も「現在」も仏教に語源をもっていて、それぞれ、 「過去」は、「行ってしまった(ものごと)」 「現在」は、「いまある(ものごと)」「いま起こりつつある(ものごと)」 「未来」は、「まだやって来ていない(ものごと)」 の意味合いがありま…

説話(学生)

仏教の理論は二千数百年来、多くの人々によって語られ次第に複雑化してきました。 そこで理論を学びたいという僧侶たちを集めて仏教を学習する施設(学問寺:がくもんでら)が作られ、その施設で学ぶ僧侶たちのことを学生(がくしょう)と呼びました。 特に有…

説話「会釈(えしゃく)」

軽く頭を下げ挨拶することを「会釈」といいます。その語源は「会得解釈」で、略して「会釈」です。 会得とは、物事の条理を理解し納得することです。解釈も同じような意味です。『会得』も『解釈』も頭でわかっただけでは本物ではないという意味合いです。例…

説話(けんちん汁)

家庭でおなじみの「けんちん汁」、寒い季節に好まれる惣菜の一つです。もともとは禅僧が中国から伝えたもので、漢字では「巻繊」と書いてケンチャンとも読みます。禅の修業道場では食物の取り扱いや食事作法が厳しいことは有名ですが、禅宗の炊事の心得を説…