認知症:症状(忍耐力がなく、集中力が低下)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。
例えば従来に比べて、忍耐力がなくなり集中力が低下してきます。(注意障害)
この注意障害が疑われる症状として次があります。
・多くの事柄の中から必要なものを取捨選択できない。
・会話や議論についていけない。
・気が散って何度も作業を中断する。
・状況に応じて注意すべき範囲や対象の切り替えができない。
・複数の事柄に注意を配れない。
・反応や判断が遅れる。などです。
認知症サポーターのひとりごと』
参考:認知症サポーター育成「ステップアップ講座用テキスト(NPO法人地域ケア政策ネットワーク/全国キャラバン・メイト連絡協議会)」より引用・編集