2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

認知症:症状(身だしなみを気にしない)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 例えば従来に比べて、身だしなみを気にしなくなった場合などです。特に次…

認知症:症状(状況に応じた行動ができない)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 例えば従来に比べて、次のようなことが目立つようになった場合には専門家…

認知症:症状(意欲の低下)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 例えば従来に比べて、人付き合いが苦手になり、閉じこもりがちになる。 …

認知症:症状(怒りっぽくなったり頑固になる)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 例えば従来に比べて、怒りっぽい人がより怒りっぽくなったり、頑固な人が…

認知症:症状(融通性の欠如や固執傾向が目立ってきた)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 例えば従来に比べて、融通性の欠如や固執傾向が目立って感じられるように…

認知症:出現する症状を捉える

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。 そしてまず、何故そのような状態になったかの原因を理解することが大切で…

日本語あれこれ(日本晴れ)

「一点の雲もなく晴れわたった空。心が晴れ晴れとしていること。心にわだかまりなどがまったくないこと。」ことであり清々しい気持ちなどを表現する言葉とされています。 言葉の由来にはさまざまあるようで、そのうち一つが、江戸時代の流行語のひとつとされ…

日本語あれこれ(秋晴れ)

秋晴れとは、「秋の空気が澄んで空が抜けるように青い晴天」であるときに感じるものとされています。また台風が通過した翌日に、よくこのような天気が現れます。一般的な会話でも「秋晴れ」という表現がされます。また、ビジネス文書や手紙では時候の挨拶と…

日本語あれこれ(目白押し)

「多人数が込み合って並ぶこと。また、物事が集中してあること。」このような様子を表現するときに使います。 この“目白”とは小鳥のメジロのことです。メジロは秋から冬になると木の枝に押し合いへし合いしながら並んで止まる習性があります。この様子から先…

日本語あれこれ(極楽とんぼ)

すいすいと飛んでいるトンボのごとく、のんきに生活しているように見える人のことを指していう言葉です。使われ始めは、江戸時代のようです。 極楽とは、空高い位置にある場所で、何の心配もいらない環境や状態のことを言っています。 自然の中、上空を優雅…

日本語あれこれ(ネコババ)

悪事、特に「他人のものを隠し、自分のものにする」ことを意味します。 この言葉の由来についてですが、まずネコババの「ババ」は漢字で書くと糞、つまり“ふん”のことです。 猫には糞(ふん)をした後に後ろ足で砂をかけて隠す習性があります。この仕草(行…

日本語あれこれ(おけらになる)

お金を使い果たしたり盗難にあったりして無一文の状態になったことを言います。 なぜ「オケラ」なのか。 これは、コオロギに似た昆虫「オケラ」(ケラともいいます)は、足が6本あります。うち前足2本が特に大きく正面から見ると大きな手で万歳(お手上げ…

日本語あれこれ(とんぼ返り)

「ある場所に行って用を済ませ、すぐに戻ってくる。」状態を指して言います。 トンボはまっすぐ飛んでいるかと思うと、急に向きを変えて飛んでいくことから生まれた言葉です。飛びながら空中で突然180度方向転換することができるのです。きままにスイスイ…

日本語あれこれ(牛耳る)

団体・集団などを支配し、運営を自分の意のままに動かす(支配する)ことを言います。 この意味合いからすると牛耳られるのは人ですから人の耳ではなく何故牛の耳なのかが疑問になるところです。 語源は、中国の春秋戦国時代(概ね紀元前770年〜紀元前2…

日本語あれこれ(虎の巻)

一般的には、教科書などに対する参考書とか講義を行う時の種本、解説書などのことを指して言います。 語源は、中国の兵法書「六韜(りくとう)」(全六巻)のうちの一つで、その奥義が書かれているとされているのが虎韜の巻(ことうのまき)です。 奥義がで…

日本語あれこれ(秋の日は釣瓶落とし)

“あきのひはつるべおとし”です。 秋は日が沈むのが早い。急速に日が暮れていく様子を表したものです。 「釣瓶」(近年あまり見かけなくなりました)とは、水を汲むために縄などの先につけて井戸の中に下す桶のことで、その釣瓶が井戸に滑り落ちるように秋の…

説話「言語道断(ごんごどうだん)」

一般的には「言葉に言い表すことができないほどとんでもないこと(ひどいこと)」という意味で悪い意味で使われることが多い言葉です。 「言語」は言葉に出して表現すること。 「道断」は言うことが断たれること、「道」には言葉で言い表すという意味も持っ…

説話(食堂)

食堂(しょくどう)とは食事をするところを言い、飲食店(レストランなど)や、今や一般家庭ではダイニングルームのことを指して言います。この「食堂」元々は仏教の言葉で“じきどう”と読みます。 現在のように「しょくどう」と読むようになったのは明治以降…

説話(退屈)

“退屈”とは、「・することがなくて時間をもてあますこと。・ 飽き飽きして嫌けがさすこと。・困難にぶつかってしりごみすること。などなど」という状態を表すことばとして使われます。 そもそもこの“退屈”という状態とは仏教用語で、修行の厳しさに負けて気…

説話(流通)

“りゅうつう”「・滞ることなく流れ通じること。・広く世間に通用すること。・貨幣・商品などが市場で移動すること。」などの意味で使われます。 元々の意味合いは仏教の経典や教えを広めていく「流通(るずう、るつう):・仏法が伝わり広まること。・物事に…

情報セキュリティ(クラウドサービスの脅威:クラウドサービスのアカウントが第三者に悪用される)

クラウドサービスにはインターネット経由で情報の保存や処理などのサービスの提供を受けられるメリットがあります。しかし、クラウドサービスを利用する際の脅威を認識しておく必要があります。 例えば、「クラウドサービスのアカウントの第三者に悪用される…

情報セキュリティ(クラウドサービスの脅威:預けているデータが外部に漏洩する)

クラウドサービスにはインターネット経由で情報の保存や処理などのサービスの提供を受けられるメリットがあります。しかし、クラウドサービスを利用する際の脅威を認識しておく必要があります。 例えば、「預けているデータの外部への漏洩」です。 クラウド…

情報セキュリティ(クラウドサービスの脅威:障害などによりデータが消失)

クラウドサービスにはインターネット経由で情報の保存や処理などのサービスの提供を受けられるメリットがあります。しかし、クラウドサービスを利用する際の脅威を認識しておく必要があります。 例えば、「障害などによるデータの消失」です。 仮にクラウド…

情報セキュリティ(クラウドサービス利用上の注意点)

個人で意識的にクラウドサービスを利用する場合には、サービス契約をして、クラウドサービス上にデータを預け、自分のさまざまな端末間でデータを共有したり写真や書類などを他の人と共有するといった使い方が代表的です。 また、利用者の意識にあるかないか…

情報セキュリティ(クラウドサービス)

最近ではテレビなどのコマーシャルでも使われている表現で、今や一般用語になりつつある「クラウドサービスとは?」。そもそもの意味合いは、従来利用者が保有・管理していたコンピュータの設備など(ハードウェア、ソフトウェア、データなど)を自身(自社…

説話(友引と葬儀)

友引に葬儀を行うのは良くないという俗説があります。この日は多くの火葬場が休日になっています。 友引とは六曜(又は六曜星)という吉凶を判断する一つで、元々の意味合いは相引(共引)で勝負なしという日です。ところがこの共引がいつのまにか友引となり…

説話「法要」と「法事」

遺族が故人を偲び冥福を祈るために行う「追善供養」(お経をあげる)のことを法要といいます。 この追善供養(法要)の後席の会食までを含めて「法事」と呼びます。 必ずしも会食をしなければということはありません。 一人でも故人のお仏壇や遺影の前で祈る…

説話「変化」

人は、周りに対しても自分に対しても変化を求めるものです。進歩することは変化すること。行動も、精神(脳の働き)も変化しつつ成長します。 この変化ということば、仏教では「変化(へんげ)」といい仏性が種々に形を変え姿を現すことを云います。「不思議…

説話「愚痴」

愚痴は仏教用語で「真理に暗く無知なこと。道理に暗くて適確な判断を下せず迷い悩む心の働きのこと。」をいいます。数ある煩悩の中で、「貪(むさぼ)りの心」「怒り(瞋り)の心」「愚痴の心」は人の心を悩ます根源とされていて一纏めにして「貪瞋痴(とん…