日本語あれこれ(極楽とんぼ)

すいすいと飛んでいるトンボのごとく、のんきに生活しているように見える人のことを指していう言葉です。使われ始めは、江戸時代のようです。
極楽とは、空高い位置にある場所で、何の心配もいらない環境や状態のことを言っています。
自然の中、上空を優雅に飛ぶトンボの姿は見ようによっては何も考えず、呑気に飛んでいるようにも見えることから来たようです。
使われるのは、どんな場面でも呑気に過ごす楽天家のことや、そういった人を嘲う言葉として使われるのが一般的ですがストレス満載の現代社会、強ち悪口とばかり言えないもしれません。むしろ、そのようになってみたいと思う方が多いのではでしょうか。
この表現、地域によっては「極楽とんび」ともいうようです。
IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より