2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

個人情報保護(教育の実施)

個人情報保護に対する教育は、「教育計画を立て(文書化)維持しなければなりません。事業者は従業者に、個人情報保護マネジメントシステムに(・適合することの重要性及び利点、・に適合するための役割及び責任、・違反した際に予想される結果)理解させ、…

個人情報保護(教育の重要性)

個人情報の漏洩が相次いで報道されています。事前対応の一つとして、事業者は従業者に、定期的に適切な教育を行なう必要があります。 関連する各部門及び各階層に次の事項を理解させるべく手順を確立し、かつ維持しなければなりません。 ・ 個人情報保護マネ…

個人情報保護(実効性の確保)

個人情報保護をマネジメントシステムとしての実効性確保には、「教育・訓練」、「監督」、「モニタリング」が不可欠です。 「教育・訓練」は、単なる学習ではなく、ルール通り実施できるだけの力量をつけることを目的とする必要があります。 「監督」は、監…

個人情報保護(機能させるためには)

個人情報保護のルールを組織内で機能させるためには「あるべき姿」をマネジメントシステムとして仕組むことが必要で、ポイントはつぎです。 ①あるべき姿を、適切に文書化する ②あるべき姿を、適切に伝達する ③あるべき姿を、適切に理解させる ④あるべき姿を…

個人情報保護(「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査 原因別最多は紛失・誤廃棄)

『日本年金機構やベネッセなど個人情報の漏えいや流出事故が相次いでいる。 2012年1月から2015年6月15日までに上場企業と主要子会社で個人情報の漏えい・紛失事故を公表した企業は179社、事故件数は288件にのぼった。情報漏えい・紛失事故288件のうち、主な…

個人情報保護(「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査)

『日本年金機構やベネッセなど個人情報の漏えいや流出事故が相次いでいる。 2012年1月から2015年6月15日までに上場企業と主要子会社で個人情報の漏えい・紛失事故を公表した企業は179社、事故件数は288件にのぼった。漏えいした可能性のある個人情報は累計で…

情報セキュリティ(ウイルスの感染経路)

ウイルスは、USBメモリなどの記憶媒体や電子メール、ホームページの閲覧など、そのウイルスのタイプによってさまざまな方法で感染します。また、ウイルスに感染すると、コンピュータシステムを破壊したり、他のコンピュータに感染したり、そのままコンピュー…

情報セキュリティ(ホームページ閲覧の注意点)

ホームページによっては、閲覧時に入力した情報をWebブラウザに保管させる仕組み(Cookie:クッキー)があります。Webブラウザで保管されているCookieの中には、パスワードやクレジットカード番号など、重要な個人情報が含まれることもあります。 悪意のある…

情報セキュリティ(ホームページの改ざん)

企業の公式ホームページや公的なホームページであっても、開設者の知らないうちに、悪意の第三者によってWeb ページが改ざんされ、別の悪意のあるサイトの一部が見えないように埋め込まれていたり、自動的に別の悪意を持ったサイトに誘導されたりする事例が…

情報セキュリティ(ホームページ閲覧の危険性)

インターネットを利用することで、世界中にある数多くのホームページを閲覧することができますが、残念なことにそれらの中には、情報収集や犯罪への利用を目的としたものもあります。 このような悪意のあるホームページを閲覧すると、使用しているコンピュー…

説話「気」

東洋思想・医学の中では、「気」という表現がいたるところで使われます。もともとは古代思想の根本的な概念で、万物すべて(宇宙、自然、生命活動など)を成り立たせている根源と考えられています。解釈・定義などについては各種考え方があるようですが、大…

説話(日日是好日:にちにちこれこうにち)

一般にこの言葉は、「毎日毎日が吉日のようである」とか「毎日が平穏無事で過ぎていく」といったように用いられます。 もともとは禅宗の言葉で、思慮分別を離れたところに置くことによって、執着心がなくなり、毎日が平穏に過ぎていくといったことを意味しま…

説話(知らぬが仏)

本人のみが真実を知らず平気でいるのをからかうときなどに使われることわざです。 知ってしまうと腹が立ち、怒りや苦しみが出ることもあります。 組み合わせて次ぎのような言い方もあります。 「知らぬが仏、見ぬが秘事」、「知らぬが仏、見ぬが極楽」で、世…

説話(足を引っ張る)

よくない行為や行動に対して使われることわざです。 「他の人の成功や行動を妨げる」、「集団で行動をする必要があるとき、何人かがマイナスになるような行動をする」などの意味合いがあります。 無意識での場合と意識して行うケースがあります。 無意識の例…

説話(贈答に関する日本文化)

贈答に関する日本文化には各種あります。ここでは、長寿の祝い、新築祝いについてです。 長寿の祝い:どんな品にするか迷います。地域文化・風習にもよりますが、昔からよく言われている、長寿の祝いで避けるものとして、「スリッパ」「サンダル」(踏みつけ…

説話(褒められれば嬉しい)

「よくやったね」、「上手だね」、「きれいだね」、「よく出来ているね」・・・・褒められると、子供のみならず大人でもうれしいものです。たとえそれがお世辞や挨拶ことばであると分かっていても心地よいものです。 山本五十六(元帥)の言葉に 『 やってみ…

説話(先生がんばれ!!)

いじめや悲惨な事件が起きています。特に陰鬱で凄惨なものが増えています。 整体の治療院を開業していますが、学期末(特に年度末)になると学校の先生の来院が多くなります。身体のみならず精神的な疲労が圧倒的です。カウンセリングを行いますのであれこれ…

個人情報保護マネジメントシステムに違反した際に予想される結果(改正個人情報保護法「全面施行版」 罰則)

『個人情報取扱事業者「その者が法人(法人でない団体で代表者又は管理人の定めのあるものを含む。第87条第1項において同じ。)である場合にあっては、その役員、代表者又は管理人、若しくはその従業者又はこれらであった者が、その業務に関して取り扱った…

個人情報保護マネジメントシステムに違反した際に予想される結果(改正不正競争防止法 罰則の内容)

『【民事】−損害賠償 −使用差し止め等 【刑事(親告罪→非親告罪)】 − 「自己の利益や不正競争」の目的で不正取得、不正開示・使用があった場合は、情報のみであっても、最高10年以下の懲役、2000万円以下の罰金、併科 (海外移転3000万円以下)−法人の場合…

個人情報保護マネジメントシステムに違反した際に予想される結果(不正競争防止法)

改正不正競争防止法2016年1月1日施行、個人情報保護法と不正競争防止法(営業秘密侵害罪) 『不正競争防止法では、従来、刑法で不可罰とされていた「情報のみの窃盗」に関して、それが「営業秘密情報」であって、「不正の利益や事業者に損害を与えること、不…

個人情報保護マネジメントシステムに違反した際に予想される結果(改正 不正アクセス禁止法)

2012年5月1日 改正、施行では、ネットバンキング等で利用者の口座から預金が不正に引き出される被害が発生しています。 改正不正アクセス禁止法では、パスワードなどを盗み取る行為に加え、フィッシングのメールを送りつけたり、パスワードなどを入力させる…

個人情報保護マネジメントシステムに違反した際に予想される結果(罰則)

企業等においては、罰則を適用するためには、就業規則上に違反事項として「個人情報の漏えい」を規定しておく必要があります。規則である以上、ある人は戒告、別の人は減給といった具合に、時々によって罰則が変化するのはおかしなことです。従業員への公平…

ビジネスノーティス:顧客トップからの質問

顧客のトップクラスの人からは大体次のような質問がでます。(顧客経営者からの3つの質問) ①自分の会社に特有な課題はどこにありますか ②情報システムには相当のお金をかけているが、本当に有効に働いて(活用できて)いるか不安である ③相当多くの投資を…

ビジネスノーティス:メール使用のTPO

最近はビジネス情報のやり取りをメールで行うことが増えています。 メールも重要な文書です。記録が残るというメリットがありますが、しかしこんな意見もあることをご存知ですか。 ・仕事の依頼や、重要なやり取りをメールのみで行うのは失礼 ・返信が「了解…

ビジネスノーティス:アポイント

最近のビジネスマナーは従来の感覚といささか異なるようです。 今まではメールでのアポ取りは失礼という人が多く居ましたが、最近では、仕事中に電話での割り込みはされたくない、メールで連絡をくれれば自分の都合のよいときにチェックできるので効率的だと…

ビジネスノーティス:顧客(利用者)の役に立つ

「役に立ったか(立っているか)否か」を判断するのは誰か?“それは利用者です”供給者側がそれを判断するのではありません。勝手に「役に立っているはずだ、喜んでいただいているはずだ」と自己判断し大きく乖離していることが応々にしてあります。 これは担…

ビジネスノーティス:無責任なプロジェクト

「誰かが考えているだろう。要求事項に入っていないから考えなくてもいいだろう。」などという人ばかりのプロジェクトは、いい提案も、いいアイデアも出るはずもありません。開始時点から既に手抜きが起こっています。 全て自分がやるつもりでの検討・議論が…

ビジネスノーティス:他も同じだからいいだろう

「まずい状態になったとき、他も同じだからいいだろう」、こんな状態に陥ったことはありませんか。 周りの状態が気になって比べてみたい気持ちは理解できますが、 あくまで自分の目標や計画に対してどうかという評価をすべきです。 他との比較は当事者が行な…

情報セキュリティ(ソフトウェアを最新に保とう)

パソコンやスマートフォン、タブレット端末などのコンピュータは、本体(ハードウェア)を通じて、キーボードなどから入力した情報を、内部のソフトウェアが処理することで動いています。 こうしたソフトウェアには、オペレーティングシステム(OS)と呼ば…

情報セキュリティ(電子署名及び認証業務に関する法律)

「電子署名及び認証業務に関する法律」は、電子商取引などのネットワークを利用した社会経済活動の更なる円滑化を目的として、一定の条件を満たす電子署名が手書き署名や押印と同等に通用することや、認証業務(電子署名を行った者を証明する業務)のうち一…