ビジネスノーティス:他も同じだからいいだろう

「まずい状態になったとき、他も同じだからいいだろう」、こんな状態に陥ったことはありませんか。
周りの状態が気になって比べてみたい気持ちは理解できますが、 あくまで自分の目標や計画に対してどうかという評価をすべきです。
他との比較は当事者が行なうことではなく顧客や第三者が評価する事柄です。
厳しい状況や苦しいときには、他と比較して少しでも自分(自分たち)の優位なことを見つけて安心したい気持ちに駆られることがありますが、掴んでいる他の状況が正しいとは限りません。相手が流す(開示する)情報には間違いのみではなく、意図的なことが含まれている可能性もあります。他との比較は一つの状況把握に過ぎずターゲットを見失わないことです。
著書:「プロジェクト運営のための知識の部品箱」(文芸社)より