2015-01-01から1年間の記事一覧

除夜の鐘

除夜とは除日(じょじつ:1年の最後の日、つまり大晦日)の夜のことで、除には古いものを捨てて新しいものに移るという意味があります。 仏教では、人には百八つの煩悩(欲望、怒り、執着、・・・)があるとされていて、その煩悩を祓うために鐘「梵鐘(ぼん…

説話:身土不二(しんどふじ)

仏教用語としての身土不二(しんどふに)とは異なります。 その土地にできるその季節で収穫される食べ物が身体によいという意味です。 その季節に自然の力で出来た作物は生命力に溢れています。自然は、冬には身体を温める食べ物(陽性の食べ物)を、夏には…

説話:一口百回

食べ物をよくかむ人は病気せず!!病気をしやすい人は大抵大食いで早食いです。 咀嚼(そしゃく)された食べ物が胃の中で胃液の作用を受けやすい状態になるからで、胃液の作用を十分に受けた上で腸に送られ、腸液、膵液、胆汁などの作用が加えられ、初めて栄…

ITノーティス:営業とSE部門との連携

組織として営業は何を行なうべきかが明確になっているか、たとえば、次のようなことを教育しているか。 ・受注責任は営業にあるが組織としての連携が大切であること ・システム部門をうまく活用しているか(ただし丸投げは禁止) ・受注後のフォロー(顧客対…

ITノーティス:営業のカバーする範囲

組織の中で営業は何を行なうべきかが明確になっているか、営業メンバー全員が理解して活動できる環境になっているか。たとえば、以下のようなことはどうでしょうか。 ・分掌の取り決めがあるか(文書化されているか) ・営業事務も営業の重要な仕事であると…

ITノーティス:営業マンとして

IT業界における営業は何を行なうべきかが明確になっているか、何を提案するのか明確か、などなどメンバー全員が理解して活動できる組織になっているかどうかは重要なことです。組織または自分が、 ・メッセンジャーになっていないか ・何もかも、システム…

ITノーティス:営業は何を売るのか

システム会社においての営業活動とは・・・、 営業は何を行なうべきかが明確になっているか、何を提案するのか明確か、などなどメンバー全員が理解して活動することが重要です。 ・メニューを持って活動しているか ・営業の目的は販売という認識があるか ・…

ITノーティス:記録を残す習慣

人の記憶は間違いを起こしやすく時間の経過と共に都合の良い解釈に変化します。 証拠として、事実として、記録に残すことは大切です。 継続実施することにより、課題など取りこぼし無くキャッチアップできます。又、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネ…

ITノーティス:自主管理により工夫する

いつも細かい指示を出して仕事をやらせていたのでは、担当者自身の工夫・改善もあり得ません。 自主管理させることで担当者自ら成長します。モチベーションの向上にもなります。但し、状況を見て相談には乗ってください。何より、担当者自身のスキルアップに…

冬至(とうじ)

「二十四節気(にじゅうしせっき)」のひとつです。二十四節気とは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けてあります。1年の中での最後の「二十四節気(にじゅうしせっき)」です。北半球では太陽の高さが一年中で最も低くなり、…

ITノーティス:品質は誰がつくるか

品質の悪いもの造っても、喜びも、満足感もなく評価もされません。 品質に対する意識を高めるための一つの手段として、品質評価があります。 組織として品質管理部門などを活用しているプロジェクトもありますが、第三者評価のみでなく当事者評価を行なうこ…

普通(平均)であること

いつのころからか日本人は、平均であることが社会で生きていく上での「安全な術」であるという感覚になって、出しゃばらずに、みんなと同じがいいと言う不思議な一体感、つまりこれが、"可もなく不可もない普通"という捉え方のようになっています。 企業にお…

経験や体験は宝物

物事には想定したようにいかない事がたくさんあります。人の智慧は大切です。最近「神対応」などと表現されることなどは、その人の持つ人間力であり、経験や体験なども大きく関与しているかも知れません。 立場にもよりますが、社会生活(特にビジネス)にお…

「普通である」ということは難しい

人生、「可もなく不可もなく」過ごすには、"マニュアルどおりに行なっていればいいだろう"などという考えは甘い! ただし、マニュアル化することは大切なこと。仕事(作業)の標準化になり、一定の品質を保証する指針になります。 経営者目線で考えると、従…

チャレンジに先入観や思い込みはノイズ

新しい事へチャレンジするときには不安も生まれます。 一般的に「私には無理」「自分には向いてない」「どうせうまくいくわけがない」「やるだけムダ」などと思うことが往々にしてあります。いわゆる“ネガティブシンキング”です。 やりたくない自分に都合の…

「無可無不可」とは

"可もなく不可もなし"(かもなくふかもなし)と読みます。 現代では「良くもなく、また悪くもない。まあ普通かなあ」などという意味で使われるのが一般的です。 これは孔子(こうし=儒教の祖、学者であり思想家)の「論語」が出典で、「自分の考えは臨機応…

情報セキュリティ(SNS利用上の注意点:怪しい投稿のリンクに注意)

メッセージや写真などを共有してコミュニケーション取ったりするSNSが普及しています。 投稿した人が実在の信頼できる人であったとしても、他の人が投稿した内容をそのまま再投稿する場合もありますので、利用者は発信情報の信頼性を確認することが大切で…

情報セキュリティ(SNS利用上の注意点:写真掲載による意図しない位置情報の流出に注意)

GPS機能のついたスマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真には設定によっては、目に見えない形で、撮影日時、撮影した場所の位置情報(GPS情報)、カメラの機種名など、さまざまな情報が含まれている場合があります。 SNSに写真をよく確認せずに掲載…

情報セキュリティ(SNS利用上の注意点:プライバシー情報の書き込みに注意)

友人間のコミュニケーションを目的としてSNSを利用していてもプライバシー設定が不十分であったり、友人から引用されることなどにより、書きこんだ情報が思わぬ形で拡散する危険性もあります。 インターネット上に情報が公開されていることに変わりはないと…

情報セキュリティ(SNS利用上の注意点:スパムアプリケーションに注

SNSのアプリケーションの中には、インストールの際に、連絡先情報へアクセスする許可を求めてくるものがあります。このようなアプリケーションの中には、個人の連絡先情報を収集して、収集したメールアドレスに迷惑メールなどを送りつけることなどを目的とし…

情報セキュリティ(SNS利用上の注意点:短縮URLの悪用)

短縮URLは、SNS文字列が短くなり見た目にも扱いやすくなります。しかし、一見しただけではどのようなサイトにリンクされているかわからないことから、この機能を悪用してフィッシング詐欺やワンクリック詐欺などの悪性ホームページに誘導する手口が確認さ…

情報セキュリティ(SNS利用上の注意点:公式アカウント)

SNSサービスによっては、本人確認が行われた上で公式アカウントとして登録されているものもあります。特に公的機関や企業、著名人などの情報を参照する場合には、まず公式アカウントが存在するかを、それぞれの機関のホームページなどで確認してみるとよいで…

情報セキュリティ(SNS利用上の注意点:偽アカウント、架空アカウント)

SNSには本人確認が徹底していないサービスもあり、実在の人物・組織の名前を使った偽のアカウントや、架空のアカウントで投稿されているケースもあります。 偽のアカウントや架空のアカウントを悪用して、不正リンクの投稿などが行われる事例もありますので…

説話:成道会(じょうどうえ)

成道とは、仏道を成就するという意味があります。仏教の開祖であるお釈迦さまが悟りを開き、仏陀になられた日(12月8日)を記念して行う行事です。 この時35歳で、6年間の苦しい修行の末、菩提樹の下で座禅に入り、この日の未明に悟りを開きました。成…

説話:有為転変(ういてんぺん)は世の習い

「有為」は、さまざまな因縁の集合によって生じたり滅したりする一切の現象を指し、「転変」は変化を意味します。 世の中のものは変化する。常に移り変わっていつまでも同じ状態ではないこと、あるいは世事の移ろいやすいことを言います。また、「有為」でな…

説話:弘法も筆の誤り

「お大師(だいし)さん」とも言われる「弘法大師空海」は日本真言宗の開祖で、書道の達人と言われています。 あるとき「大手門(おうてもん):お城の正面の門」の額を書いたとき、ひとつの文字の「点」を書き落としてしまったということから、どんな達人、…

説話:有難い人生

難有る人生と書いて、これを「有難い人生」と云う!! 「人生、山あり谷あり」、無難な日々はありません。 降りかかる難儀、飛び込む難儀、好む好まざるに関わらず遭遇するのが「難」。 この「難」を肥やしに、バネにして生きるのが常、後ろ向きのことを考え…

説話:往生際

「往生」とは一つの生涯を終えた後に、新しい生涯を始めることを指します。 もともとは仏教用語で、極楽浄土に生まれ変わることを強調した言葉です。一般的には、「往生際が悪い」というように用いられます。 なかなかあきらめないとか、あきらめが悪いこと…

説話:因縁をつける

物事を成り立たせる直接的な原因となる「因」と、その結果である「果」を結ぶ条件を「縁(えん)」といいます。 言い換えれば縁は間接的な原因です。この世の中に現れているものは因と縁によって成り立っており、永久不変で絶対のものは存在しないというのが…

説話:無上の風は時を選ばず

私たちの寿命は年齢とは関係なく、いつ死を迎えることになるのか全くわからないことのたとえです。 仏教思想の根本に、「諸行無常(しょぎょうむじょう)」がありますが、この世の中は常に変化し移りゆくものであると説かれています。 「盛者必衰(せいじゃ…