説話:身土不二(しんどふじ)

仏教用語としての身土不二(しんどふに)とは異なります。
その土地にできるその季節で収穫される食べ物が身体によいという意味です。
その季節に自然の力で出来た作物は生命力に溢れています。自然は、冬には身体を温める食べ物(陽性の食べ物)を、夏には身体を冷やす食べ物(陰性の食べ物)を与えてくれます。
自然環境では、その土地、地域の気候にあった食べ物が育ちます。人の身体と土地環境はひとつのものです。環境を根本から揺るがす文明は進歩、進化でも発展でもありません。
eお坊さんねっと 説話集より