2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

認知症:症状(中核症状:その他、感情表現の変化など)

認知症による記憶障害、見当識障害、理解・判断の障害のため、周囲からの刺激や情報に対して正しい解釈が出来なくなることがあります。 認知症になるとその場の状況(TPO)が読めなくなったりします。 周囲の人が予想しない思いがけない感情の反応を示す…

認知症:症状(中核症状:実行機能障害が起きると)

健康なときであれば、例えば、 「スパーマーケットで大根を見て、味噌汁を作ろうと思ったら”冷蔵庫に油揚げがあったから一緒に使おう”と考えて買い物をします。が、実行機能障害が起きると、 「冷蔵庫の中の油揚げの存在を忘れているので、大根も油揚げも買…

認知症:症状(中核症状:実行機能障害)

健康な人は、頭の中で計画を立て、たとえ予想外の出来事が起きても適切に対処することが出来ます。 認知症になると計画を立てたり、按配(あんばい:具合・加減・程度)したりすることが出来なくなり、日常生活を首尾よく営めなくなります。 「計画立てて、…

認知症:症状(中核症状:理解、判断力の傷害:眼に見えない仕組みが理解できなくなる)

「眼に見えない仕組み(メカニズム)が理解できなくなります。例えば ・自動販売機や交通機関の自動改札、銀行のATMなどの前でまごまごします。 ・全自動の洗濯機、火が眼に見えないIHクッカーなどもうまく使えなくなります。認知症になってからの買い…

認知症:症状(中核症状:理解、判断力の傷害:非日常の事柄で混乱する)

非日常の事柄で混乱します。 いつもと違う出来事で混乱しやすくなります。例えば、 急な、家族の入院で混乱したり、葬式での不自然な行動などから認知症が発覚する場合があります。 予想外の出来事が起こったとき、「補い守ってくれる人」がいれば日常生活は…

認知症:症状(中核症状:理解、判断力の傷害:多重処理)

多重(二つ以上のことが重なる)処理が上手くできなくなります。 一度に処理できる情報の量が減ります。 念を押そうと長々と説明すると益々混乱します。 必要な話はシンプルに表現し、「シンプルに伝える」事です。 『認知症サポーターのひとりごと』 参考:…

説話(香典返しを通夜・葬儀の当日に)

最近の風習で急速に定着しつつあるのが香典の「即日返し」です。 式場の出口で参列者に手渡しするため、配送料の削減や手間が掛からないということで一般的になっています。 勿論事前に品物を選ぶわけですから一律の額の物を選ぶことになります。 但し、香典…

説話(料金設定が葬儀社によって違う)

葬儀費用はおおまかに、基本料金、式場費、オプション、火葬費などの諸実費、志などの雑費などがあります。 これらの費用は葬儀社に支払うものですが、葬儀社ごとに差があるのが実体です。 例えば、葬儀社の見積もりには棺(各種類がありオプションになって…

説話(葬儀:不要な出費をなくす努力を)

葬儀に伴う費用は、こと細かく料金が設定されています。 あわただしい状態ではありますが、喪主一人だけの判断で決めないことです。出来る限り多くの人で見積もり確認をすることです。誰と誰がその確認を行なうか、家族・親族、世話役などから選定します。こ…

説話(葬儀を避けるべき日はあるか?)

葬儀の日取りを決める際に暦も少なからず影響してきます。 古くから「友引(ともびき)」に葬儀を行なうことは避けられてきました。これは友を引き寄せるにつながるから縁起が良くないという迷信から起こったものです。 この友引ですが元々は、「共引(とも…

説話(告別式での所作)

告別式に訪れた際は、よほどの用事がない限り出棺を見送りましょう。 一般的に、親族代表の挨拶後、霊柩車へ棺が運ばれます。 霊柩車が動き出したら合掌して故人を見送ります。 一般の会葬者にとってはこれが故人との最後のお別れになります。 eお坊さんねっ…

説話(香典の表書き)

元々香典は半紙や奉書紙で中包みと上包をつくり、白一色の水引きをかけたものでした。 しかし今や市販の香典袋を使うことが一般的になっています。 表書きは筆(筆ペンでもよい)を使って薄墨で書くのが原則です。 宗派に関係なく使えて無難なのが「御霊前」…

情報セキュリティ(ワンクリック詐欺に遭ってしまったら)

請求が来ても決して支払いはしないことです。 請求のメッセージなどを止めるためはメールソフトやフィルタリングソフト、フィルタリングサービスなどを利用して、受信を止める設定をしておきます。 どうしたら良いかわからない場合は、警察や総務省電気通信…

情報セキュリティ(基本的なセキュリティ対策)

基本的なセキュリティ対策としてウイルス対策ソフトの導入とソフトウェアのアップデートが欠かせません。 これらの対策をしていないとウイルス感染や詐欺サイトでの被害に遭いやすくなります。 パソコンはもちろんのことスマートフォンやタブレット端末、ゲ…

情報セキュリティ(ホームページ閲覧における注意点)

ホームページを閲覧する場合、ウイルスを配布するなど悪意のあるホームページに遭遇する場合があります。 インターネットには、さまざまなサイトが存在します。その中には、悪意を持って設置された詐欺やウイルス配布を行うものもあります。ウイルスの置かれ…

情報セキュリティ(自分の管理下にないWebサイトに個人情報や誹謗中傷が書き込まれた場合の対策)

ホームページやブログ、SNSなどのコメント欄や電子掲示板などでは、個人を誹謗中傷する内容の書き込みや無意味な文字の貼り付け、不正な動作を行うHTMLタグの書き込みなどの迷惑行為(いわゆる「荒らし」)を受けることがあります。悪意を持って特定個人に関…

情報セキュリティ(自分の管理するWebサイト上での迷惑行為への対策)

ホームページやブログ、SNSなどのコメント欄や電子掲示板などでは、個人を誹謗中傷する内容の書き込みや、無意味な文字の貼り付け、不正な動作を行うHTMLタグの書き込みなどの迷惑行為(いわゆる「荒らし」)を受けることがあります。悪意を持って特定個人に…

認知症:症状(中核症状:理解、判断力の傷害:考えるスピード)

考えるスピードが遅くなります。但し、時間をかければ自分なりの結論に至ることができます。 「急がせない」ことが大切です。 じっくり見守る。これが基本です。 『認知症サポーターのひとりごと』 参考:認知症サポーター養成講座標準教材「認知症を学び地…

認知症:症状(中核症状:見当識傷害:人物)

見当識傷害は、時間や季節感の感覚が薄れることから現れます。周囲の人との関係が分からなくなります。かなり進行してから現れます。 例えば、 ・80歳の人が、50歳の娘に向かって、おばさんと呼んだりします。 ・亡くなっているはずの母親が心配している…

認知症:症状(中核症状:見当識傷害:場所)

見当識傷害は、時間や季節感の感覚が薄れることから現れます。道に迷ったり、遠くに歩いていこうとします。 ・はじめは:方向感覚が薄らいでも、周囲の景色をヒントにすれば道を間違えることはありませんが、暗くなると道をに迷うようになります。 ・進行す…

認知症:症状(中核症状:見当識傷害:時間)

見当識傷害は、時間や季節感の感覚が薄れることから現れます。 ・長時間待ったり、予定に合わせて準備することができなくなります。 →何回も時刻を聞いたりします。 ・信仰すると、季節や年次、日付の感覚も薄れてきます。 →季節感のない服を着たり、自分の…

認知症:症状(「加齢による物忘れ」と「認知症の記憶傷害」の違い)

「加齢による物忘れ」 「認知症の記憶傷害」 ・経験したことが部分的に思い出せない≠・経験したこと全体を忘れている ・目の前の人の名前が思い出せない ≠・目の前の人が誰か分からない ・物の置き場所を思い出せない事がある≠・置き忘れ、紛失が頻繁にある …

認知症:症状(中核症状:記憶傷害)

脳は眼や耳などから入る沢山の情報のうち、必要なものや関心があるものは一時的に蓄え、大事な情報は忘れないように長期間保存するように出来ています。 しかし、脳の一部の細胞が壊れ、その働きを失うと、覚えられない、すぐ忘れるといった記憶傷害が起こり…

認知症:症状

・中核症状:脳の細胞が壊れることによって直接起こる症状です。記憶傷害、見当識障害、理解・判断力の低下、実行機能の低下などです。 ・行動、心理症状:本人の性格、環境、人間関係などの要因がからみあって、精神症状や日常生活における行動上の問題が起…

説話(掃除)

暮れの大掃除により清々しい感じもします。今から今年の年末の大掃除に備えてというわけではありませんが掃除について一言です。 掃除は喜んでというより仕方なくするという方が多いのでは?しかし実は大変大事な事なのです。たとえば日本には昔から剣道、弓…

説話(七福神とは)

七福神はインド、中国、日本の三か国の神が組み合わさって、福、徳、寿などを与える神々として生れました。 この信仰を世の中に弘めたのは、江戸時代の初めに上野の寛永寺を開いた天海大僧正だといわれています。大僧正は家康公に対し「公はこの乱世を治め、…

説話(考え方次第)

仕事始め、会社の神棚から雑巾が出てきました。暮れのお掃除のときに忘れたのでしょう。 正月早々に縁起が悪いと部長が怒っていると、社長が「雑巾(ぞうきん)を当て字で書けば蔵(くら)と金(かね)で、あちら福(ふく)々こちら福(ふく)々」と捉えれば、今年は早…

説話(心は柔軟であれ)

昔から、おめでたい初夢というと、「一富士、二鷹、三なすび」と言われてきました。この解釈には諸説ありますが私流の解釈では、「富士山のように高貴で美しく、鷹のように決断と行動力に優れ、煮ても焼いても食えるナスのように柔軟性(じゅうなんせい)を持…

説話(お正月)

お正月の期間は新しい年を祝うおまつりであると共に、先祖をお迎えし供養する宗教的な意味合いが含まれていましたが時代の変化と共に、後者の意味合いはお盆のほうへシフトされていきました。 「月籠(つごも)りの夜、亡き人の来る夜とて、魂祭(たままつ)るわ…

説話(お雑煮と雑煮箸)

お正月にはお雑煮・御節料理など、独特のものを食べる習慣がありますが、それらを食べる際、雑煮箸といって、柳材の塗りのない丸いものを使います。私たちが普段使う箸は、食べ物を挟む先の方が細く、握る方は太くなっていますが、雑煮箸は天地が同じように…