認知症:症状

・中核症状:脳の細胞が壊れることによって直接起こる症状です。記憶傷害、見当識障害、理解・判断力の低下、実行機能の低下などです。
・行動、心理症状:本人の性格、環境、人間関係などの要因がからみあって、精神症状や日常生活における行動上の問題が起きてくるものです。
・その他身体的症状:血管性認知症の一部では早い時期から麻痺などの身体症状を合併することがあります。アルツハイマー認知症では歩行が細くなり進行すればやがて寝たきりになってしまうこともあります。このように認知症にはその原因となる病気によって多少の違いはあるものの、さまざまな身体的症状も出てきます。
認知症サポーターのひとりごと』
参考:認知症サポーター養成講座標準教材「認知症を学び地域で支えよう(全国キャラバンメイト連絡協議会)」より引用・編集