説話(知らぬが仏)

本人のみが真実を知らず平気でいるのをからかうときなどに使われることわざです。
知ってしまうと腹が立ち、怒りや苦しみが出ることもあります。
組み合わせて次ぎのような言い方もあります。
「知らぬが仏、見ぬが秘事」、「知らぬが仏、見ぬが極楽」で、世の中の隠し事や秘事も実情を知り、実体を見てしまうとがっかりすることにもなります。
秘密のままのほうが平和で面白いこともあるかも。
ただ、肝心なときに“ノー天気”で、「知らぬが○○」では無責任といわれることもありますのでご注意を!
時にはこのような言い方も、「無いが極楽、知らぬが仏、あるのは現実」
eお坊さんねっと 説話集より