情報セキュリティ(クラウドサービス)

最近ではテレビなどのコマーシャルでも使われている表現で、今や一般用語になりつつある「クラウドサービスとは?」。そもそもの意味合いは、従来利用者が保有・管理していたコンピュータの設備など(ハードウェア、ソフトウェア、データなど)を自身(自社など)では持たずに、ネットワークを使って利用者に提供されるサービスことを言います。
利用者側は最低限の環境(パーソナルコンピュータや携帯情報端末などのクライアント、その上で動くWebブラウザ、インターネット接続環境など)を用意することでサービスを利用することができます。クラウドサービスを利用することで従来機材の購入、システムの構築や管理などにかかるとされていた様々な手間や時間の削減をはじめとした業務の効率化やコストダウンを図れるというメリットがあります。利用者は、クラウドサービス事業者が保有するコンピュータの処理能力を、柔軟に必要な分だけ利用することができます。
利用者から見て、インターネットの先にあるコンピュータの形態が実際にどうなっているのか見えづらいことを雲のかたまりのようだとして表現したことから、「cloud=雲」という名称がついたと言われています。
出典: 総務省『国民のための情報セキュリティサイト』
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/basic/service/13.html)をもとに編集
マキコーポレーション「公認情報セキュリティマネージャー(CISM)」システムノーティスより