情報セキュリティ(クラウドサービス利用上の注意点)

個人で意識的にクラウドサービスを利用する場合には、サービス契約をして、クラウドサービス上にデータを預け、自分のさまざまな端末間でデータを共有したり写真や書類などを他の人と共有するといった使い方が代表的です。
また、利用者の意識にあるかないかに関わらず現在私たちが利用するWebメールやオンラインショッピングなど、インターネット経由のさまざまなサービスの土台としてクラウドサービスの仕組みが活用されていることが多くなっています。クラウドサービス上のデータは、クラウドサービス事業者により安全に管理されることが基本ですが、実際には障害によるデータの消失や情報漏洩(ろうえい)などの事例も発生しています。クラウドサービスを過度に信頼するのではなく、利用する場合には想定される脅威に対応した対策(例えばデータのバックアップは自分で行うことや重要な情報は登録しないなど)を行うことが重要です。
出典: 総務省『国民のための情報セキュリティサイト』
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/security02/06.html)をもとに編集
マキコーポレーション「公認情報セキュリティマネージャー(CISM)」システムノーティスより