日本語あれこれ(秋晴れ)

秋晴れとは、「秋の空気が澄んで空が抜けるように青い晴天」であるときに感じるものとされています。また台風が通過した翌日に、よくこのような天気が現れます。一般的な会話でも「秋晴れ」という表現がされます。また、ビジネス文書や手紙では時候の挨拶として「秋晴の候」が秋の季語として使われます。
然るに、立秋も過ぎたし、空気も澄んで空が抜けるように青い晴天であるから秋晴れだ!なんて思ったら間違いのようです。(感じ方は人それぞれでしょうが)
一般的な季語としての表現での秋晴(秋晴の時期)は概ね、10月初めから10月終わりまでが「秋晴の候」ということになるようです。これらは厳密に決まっていることでもありませんが一般的には、というとらえ方です。
世界的な環境破壊が原因なのか、大きな地球規模での流れ(変化)なのか定かではありませんが、気候に大きな変化が起きていることは現実です。風流な表現や季語(その他表現や季語を含めて)などがいつまでも使えるかどうかも怪しいと思うのは私だけか?
IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より