認知症:症状(日常の対人関係の中で明らかになる症状)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。
例えば従来に比べて、
・理由もなく泣き笑う等の「感情失禁」が多くなった。
・最近半年くらい、イライラがますます強く出るようになった。
・今まで穏やかであった人がいらいらする性格になってきた。
など衝動・感情を抑制する機能の病変により些細なことでイラついたり、激怒したり、攻撃的な言動をはじめ各種の感情障害があらわれることが多くあります。専門家の診断がお勧めです。
認知症サポーターのひとりごと』
参考:認知症サポーター育成「ステップアップ講座用テキスト(NPO法人地域ケア政策ネットワーク/全国キャラバン・メイト連絡協議会)」より引用・編集