説話:「桃栗3年、柿8年」

「桃栗3年、柿8年、梅はスイスイ13年、梨はゆるゆる15年、柚(ゆず)の大バカ18年、ミカンのマヌケは20年」。
これは決して果物を悪くいっているわけではありません。
昔から「桃や栗なら3年で、柿は8年で実がなり始める」ということです。果物に限らず、本来自然のままに生まれ育っていく限り、動物も植物も、そのものの一生は全て生まれた時に定まっています。果たして人間は?
人それぞれで、人の人生は自分の心次第で、どのようにでも変化させられるはずです。
挿し木や接ぎ木もできません。自身が自分の力で育てていかねばならないのです。
悔いのない人生を歩きましょう。
「人の人生、心次第!!」
eお坊さんねっと 説話集より