しゅうかつ(人生のデザイン)

自分磨きをする言葉として「修学」「修身」「修道」「修業」「修養」、手を加えてなおすことを「修正」「修繕」、関係をうまく保つことを「「修好」、「修行」「修法(しゅほう・ずほう)」「専修(せんじゅ)」 などは学業や仏道をおさめる言葉として使われます。「修」には「向上する、よくする」など前向きな意味合いが込められた言葉です。
人が人生を修める(生きること)ことを、「修生(しゅうせい)」と表現するならば、その行い(活動)は「修生活動」です。人生を通しての活動がしゅうかつ(修活)です。
「しゅうかつ」は、終わりに向けての活動ではありません。“人生をより良く生きるためにはどうすればよいかを考えて実践すること”です。
考えた事を書いておくのが、「人生デザインノート」です。「デザイン」とは、“計画”、“設計”のこと。
将来に向けて考え、目標を立て、書き留め、定期的に見直し、時には反省もし、人生を自分なりに楽しく生きるための指標を整理するノートです。
「終活」をする前に「修活」です。
“eお坊さんねっと”では、ホームページで「人生デザインノート」を開示(初版:2012年2月)しています。
eお坊さんねっと 近代説話集より