日本語あれこれ「蓼(たで)食う虫もすきずき」

人の好みは十人十色で本人しかわからない価値(好み)があるものです。そのようなことを言い表した言葉が「蓼(たで)食う虫もすきずき」です。
蓼の葉は香辛料に使われ非常に辛い。その辛い新芽を食べる虫が居ることからの表現のようです。
人の好みはそれぞれ違い、世の中にはもの好きが居る。というたとえに使われます。また、人の好みに口を挟むなという教訓でもあります。
IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より
「知っているようで知らない日本語」㈱ごま書房より引用&編集