興味や関心を持つことで上達が速くなる

禅寺で修行している時、こんなことを言われたことがあります。
“お経は心で覚えなさい。心が覚えたことは一生忘れない。
頭は「意識して考えるところ」で、心は「無意識で感じたり、思ったり、しまったりするところ」である。
これができればやがて、お経を唱えながら別のことを考えることができるようにもなる”というのです。
「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあります。興味や関心を持つことで、覚えや上達が速くなることは確かでしょう。無理強いして、“やれやれ”とけしかけても効果は生まれないのです。
やる気にさせるには、興味や関心を持たせることです。
「自発的」が大切です。
出典:東京IT新聞 「IT坊主の無駄方便」より抜粋し編集