授戒

授戒とは、仏の弟子になる(仲間入り)ということで、授戒会(じゅかいえ)という儀式を行います。
仏の戒め(教え諭す)を受け、それを守り実行することになります。
授戒会は、仏を礼拝し、よくない心を反省(懺悔(さんげ))してから、仏戒を授けてもらい、その教えを守ることを誓う式です。
仏戒には16条(「三帰戒」、「三聚浄戒」、「十重禁戒」で、合わせて16条)あります。
仏の弟子(仲間入り)というと、亡くなってからのことだと考えている人もありますが、そうではありません。
授戒は生前に行うのが本来の考え方です。
命は時間です。
与えられた命を大切に現在(時間)を如何に生きるか、基本と正道(正しい心で、人間らしい生き方をする)が大切です。
IT坊主の法話集 より