供養(仏壇:仏壇開き)

新しく仏壇を家に置くときは、開眼供養(仏壇開き)を終えるまでは仏壇の扉は開かないようにします。
お墓と同様に開眼供養を行うことにより、仏壇が清められ本尊に魂がこめられるとされています。
仏壇は通常、家庭で使用する雑巾などで掃除するのは避けてください。湿気を嫌いますので水拭きはしません。
普段の手入れではホコリを払う程度に乾拭きします。金箔や漆が使われているものは素手で触ると傷つくのでハタキやツヤ出し雑巾などの柔らかい布を使用します。
また、仏壇の扉は就寝の際には閉めるのが通例とされています。このあたりは、宗派や地域のしきたりもあるようです。
IT坊主の法話集より