これだけはやろう情報セキュリティ対策(注意しよう、ファイルの管理情報)

Word、Excelなどで作成した文書やデジカメで撮った写真などのファイルには、文章や図表、画像などのほかに様々な管理情報が記録されています。
たとえば作成日時、ファイル容量、作成に使ったソフトの名前など様々なものがあります。
こうした管理情報は、ファイルを並べたり、ファイルを探したりするときに役立ちます。
このように、ファイルの管理情報はパソコンを便利に使うために必要なものですが、一方で「他人に見られたくない情報」が含まれることもあります。
例えばデジカメ写真の場合では、撮影日時や撮影時の条件(露出時間や明るさなど)など、様々な管理情報が記録されています。
GPS機能がついていると、撮影した場所の位置情報が記録されます。
これをもとに撮影場所を探したり、インターネットの地図サービスと連携するなど、楽しみが広がり、旅行の写真なら、撮影場所の情報が記録されていると、写真を整理するときにも便利ですが、しかし自宅で撮った写真を公開するときはどうでしょう。
「写真をブログに載せたら、自宅の場所が判ってしまった」など、便利な管理情報も時には「人に見られたくない」場合もあります。
不特定多数にファイルを公開するときは、無用なトラブルを避けるために管理情報は削除したほうがいいでしょう(削除ソフトに、もとのファイルを残したまま管理情報だけを削除するものがあります)。
マキコーポレーション システムノーティスより
参考:TREND MICRO internet Security Knowledge