これだけはやろう情報セキュリティ対策(バックアップは基本)

文書や写真などのファイルは、紙と違ってデジタルデータなので、保存してあるHDD(ハードディスク)などの記憶装置が故障すれば、大切な書類や写真などを失います。
故障しなくとも、ウイルスに感染してファイルが壊れることもあります。
こうしたトラブルから大事なファイルを守るのに不可欠なのが「バックアップ」です。
デジタルデータは消えやすい代わりに、コピーするのは簡単です。
ファイルのコピーを常に予備として取っておけば、万一ファイルを失ってもコピーのファイルは残り、情報を失わずに済みます。ポイントは2つ、
・同じファイルを異なる記憶装置に保存する:最近の機器は大容量のHDDを内蔵していますが、故障すれば動かなくなるだけでなく、保存したファイルも失います。従って内蔵HDDに保存したファイルを別の記憶装置にも保存します(HDDには「寿命」があり、内蔵・外付けに関係なく、長く使い続けるうちに故障する可能性は高くなります)。
・コピーを定期的に繰り返し行う:こまめにバックアップしておけば、「ファイルがなくなった!」といったダメージを最小限に減らすことができます。
マキコーポレーション システムノーティスより
参考:TREND MICRO internet Security Knowledge