情報セキュリティ10大脅威(クライアント・ソフトの脆弱性を突いた攻撃)

クライアント・ソフトの脆弱性を悪用されることにより、ウイルスに感染したり、システム内の情報が窃取されたりするなどの被害が発生する可能性があります。
脆弱性を放置しておくことの最大の脅威は、ウイルス感染のリスクが高くなることです。
しかし、ソフトウエアの更新を行うことの必要性を認識していないユーザーや、更新の方法が分からず脆弱性を放置したままのユーザーが多く存在しているのが実情で、感染したウイルスによっては、個人情報が窃取されたり、金銭的損失を受けたりする可能性がある他、PCを遠隔から操作されるなどの被害が考えられます。
脆弱性を修正するための、セキュリティー・パッチを適用(IT管理者)することや、クライアント・ソフトを最新に保つ対応(ユーザー)が必要です。
出典:IPA「情報セキュリティ10大脅威(2013年版)」