品質管理は「基本と正道」

品質管理を行なうことにより、品質の先取りや不良に対する回収・修復作業時間(手戻り工数)の予防(削減)ができ、トータル効率の向上にも繋がることになります。
時々、品質管理を行なうことで、原価が高くなり手間(時間)も掛かるという声を聞きますが、品質不良を発生させた場合の、対応・修復などの“作業”(本来の計画された“仕事”ではない“ムダ作業”です)は、
“汗水流して、お叱りを受けて、言い訳をし、結果として信用失墜というはめに陥り何もいいことのない結果になります。
時には、心の問題が品質不良を引き起こすことがあります。
従業者の心のケアも大切です。
事件に発展させないよう、「基本と正道」、「品質第一主義」に徹しましょう。
“一度失った信用・信頼は、取り返せないということを肝に命じるべし!!”
著書:「プロジェクト運営のための知識の部品箱」より