「回向文(えこうもん)」

経文(きょうもん)を唱えたあとに、読経(どきょう)の目的を明らかにして、その成就(じょうじゅ)を祈るために唱えるのが回向文です。
回向とは、めぐり向うとあるように、亡き人に捧げる、大法(だいほう)に捧げる、なにかに祈念することが結局自分に返ってくるという意味です。
回向文は、お経を読み終えたら続けて唱えます。
eお坊さんねっと 近代説話集より 合掌