「あたりまえ」に慣れていた

“言いたかないが、なんでこの歳で! 若いときは戦争で、今度は放射能かい!!”
暖かいご飯が食べられること。柔らかい布団で眠れること。安心して水が飲めること。安全な食べ物が手に入ること。家があること。家族がいて友達がいること。・・・・・
日々の生活が突然変わったとき、何か大切なものが急になくなったとき、あたりまえだったことがなくなったとき、あたりまえだったことがありがたい。
・一日一度は静かに座って呼吸を調え、心と身体を労わろう。
・よく聞き、反省、感謝、報恩の心を忘れず実行しよう。
・周りへ感謝し、ふれ合うことの幸せを感じよう。
・日々向上することに努め、頭と額に汗して働くことを喜びとしよう。
・生かされて生きていることに感謝し、日々暮らそう。
さあ、気を取り直して・・・
2011年3月の震災後に言った、福島に住む義母の言葉です。
最近では、「異常気象に噴火や地震、これは自然からの警告かなー。」とも。
現在91歳、至って健康、ありがたい。
eお坊さんねっと 説話集より