ITノーティス:仕事の進捗

進捗は具体的な計数で把握、管理、報告すべきです。
よく「進捗○○%です」などという報告がありますがこれはNGです。把握していることにはなりません(%は付帯情報で、実数があれば計算は誰でも出来ます)。
それと、必ずその根拠を明示すべきです。単に数値を設定することではありません。基準値やアルゴリズムを計画時点で明確にしておかないと実績に対しての評価を行なうときに困ります。
又、一度設定した目標値は絶対的なものではありません。進捗における実績を定期的に把握することで目標値の変更を行なうこともあります。
この場合に、基準値やアルゴリズムなどの根拠が明確であれば変更理由を論理的に説明することも可能で理解しやすく(されやすく)なります。
「プロジェクト運営のための知識の部品箱」(文芸社)より