ITノーティス:契約外の仕事

仕事は、契約内容(提示した見積条件、前提条件、作業範囲など)に沿って仕事を進めることです。
この内容は「計画書」に明記すると共にメンバーに周知・徹底し、実行上、現場で守られることが重要です。
実際には各担当者まで理解されないがために契約外の仕事(この場合はお手伝いと呼ぶべきか?)を行なっているケースがあります。当然その作業は見積(計画)外であり当然原価高に繋がります。
契約外の作業を行ない不具合を発生させた場合、顧客、社内双方から責められ対策を求められることにもなり、褒められることも感謝されることもなく苦労しただけの徒労が残るだけになりわびしいものです。
契約内容をきちんと理解して仕事をしましょう。疑問がある場合には、上司や他のメンバーに確認することです。くれぐれも単独、個人判断での行動は慎みましょう。
「プロジェクト運営のための知識の部品箱」(文芸社)より