説話:法要:二七日忌

以芳忌(いほうき)ともいいます。葬儀後二週間の時期で、慌ただしい状態からひと段落という時期です。
弔問客も減って、気が張っていた心にポッカリと穴が開いたような感じにもなります。
二七日忌の守り本尊は釈迦如来です。
人は命を親からいただきます。時間の経過とともにいろいろな欲が出てきます。この日ばかりは欲を捨てて、守り本尊であるお釈迦様(釈迦如来)の教えに帰依しましょうという日です。
お釈迦様には沢山の説法があります。説かれたことを弟子たちによって書きあらわされたものを経文といいます。日本の風土に溶け込んで古来より親しんだ仏教を見直すきっかけにでもされたらいかがでしょう。
eお坊さんねっと 説話集より