人と人との繋がりが信頼関係を育てる

勢いのある企業や人のところに人は寄って来るのは自然の流れです。人間、上に立つと肩書きがそうさせているということを忘れ、往々にして自分の力だという錯覚を持つことがあります。 実力以上のことができたり、評価されたりすることもあります。「マニュアル通りに行っていればいいだろう」と思って、改善も進歩も無い状態に甘んじていては、いずれ顧客からも周りからも見放されることにもなります。取り繕いもいい訳もいずれ綻びます。
肩書きが消えると、当然のごとく誰も寄ってこないばかりか去って行きます。 「勘違いの『福』も同時に飛んでいく。大した内容でもない話でもお付き合いで聞いてくれていた人も居なくなる。一度勢いが失せ、あー勘違いと思っても時は既に遅い」。
お互い信頼して背中を見てくれていた人との付き合いは末永く続きます。信頼のある深いファンデーションの構築が大切です。人と人との繋がりが信頼関係を育てます。
『東京IT新聞 「IT坊主の無駄方便」』より抜粋編集