ビジネスノーティス:先輩からの贈り物(コミュニケーションを妨害するもの)

ビジネスに限らず会話がかみ合っていないことが多々あります。結果、無駄な時間を費やしてしまったなどという体験をお持ちでは?
話し手に限らず聞き手も互いに相手の状態(経験、立場、地位、関心、環境、・・)を掴んでおくことが重要です。話す側の時は言い方や言葉を選んで話し、聞く側の時は真意は何だろうなどと考えながら聞くのが自然体でいいのですが、なかなかそうは行かないのが生身の人間、次のようなことになっている場合が多いのです。
話し手のとき:納得させよう理解してもらおうなどの想いが強い余りに自己中心的な言葉や態度になったり、相手に通じない言葉の乱用、先入観を持って話すなどは慎むべきです。
聴き手の時:理解するために聞くのではなく反論するために聞く、先入観を持って聞く、現状を変化させたくないと思って聞くなどの場合は、これらが阻害要因になります。
こういったことを念頭に置き、話す側は、コンテンツ一辺倒にならないよう話し方や筋立てにも工夫が必要で、聞く側は、フラットな状態に居ることです。
著書:「プロジェクト運営のための知識の部品箱」(文芸社)より