説話(もったいない食品ロス)

日本国内における年間の食品廃棄量は、食料消費全体の2割にあたる約1,800万トン。このうち、売れ残りや期限切れの食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの、いわゆる「食品ロス」は500万トン〜800万トンとされています。これは、我が国におけるコメの年間収穫量(平成24年約850万トン)に匹敵し、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(平成23年で年間約390万トン)を大きく上回る量です。また、日本人1人当たりに換算すると、"おにぎり約1〜2個分"が毎日捨てられている計算となります。
日本の食料自給率は現在39%(平成23年度)で、大半を輸入に頼っていますが、その一方で、食べられる食料を大量に捨てているのです。これが現実です。もったいないことに加担しているのです。
食品ロスを減らすために食べ物を、より無駄なく大切に消費していくことが必要です。
eお坊さんねっと 説話集より
参考:政府広報オンラインhttp://www.gov-online.go.jp/useful/article/201303/4.html」より抜粋・編集