個人情報の公開の危険性(SNSと個人情報・プライバシー)

インターネットで公開した情報は、いろいろな人が閲覧する可能性があります。そのため、インターネット上で、氏名、年齢、住所、電話番号、自分の写真といった作成者自身の個人に関する情報を公開することの危険性について、きちんと認識しておかなければなりません。
SNSなどで基本的には特定の友人だけに公開しているサイトの場合であっても個人に関する情報の公開には注意が必要です。プライバシー設定が不充分であったり、友人側の操作などにより、自分の意図しない範囲まで情報が広まってしまう事例が発生しています。インターネット上に個人に関する情報を公開している仕組みを活用すれば、情報は自分の手の届かないところへ拡散していく危険性があるということを念頭に置いて開示内容を判断すべきです。
特にSNSの場合、写真などの投稿により、友人のプライバシー情報を公開することになる点にも留意が必要です。どの情報を他人に公開するかを判断する基準は人により異なります。友人に関する情報を掲載する場合には、事前に許可を取ることを原則とするべきです。
マキコーポレーション「公認情報セキュリティマネージャー(CISM)」システムノーティスより
出典: 総務省『国民のための情報セキュリティサイト』
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/attention/02.html)をもとに編集