認知症:認知症を引き起こす主な病気(前頭側頭型認知症)

認知症を引き起こす主な病気として、「・アルツハイマー病、・レビー小体型認知症 ・前頭側頭型認知症 ・脳血管性認知症 ・その他」があります。
今回は、「前頭側頭型認知症」についてです。
司令塔役の前頭前野(思考や創造性を担う脳の最高中枢です。最もよく発達した脳部位であるとともに、最も遅く成熟する脳部位です。老化に伴って最も早く機能低下が起こる部位の一つです。ワーキングメモリー、反応抑制、行動の切り替え、プラニング、推論などの認知・実行機能を担っています。また、高次な情動・動機づけ機能とそれに基づく意思決定過程も担っている。さらに社会的行動、葛藤の解決や報酬に基づく選択など、多様な機能に関係しています。)を中心に傷害されるため、がまんしたり思いやりなどの社会性を失い、「わが道を行く」的な行動をとる特徴があります。
変性疾患のひとつで、脳の細胞がゆっくりと死んで脳が萎縮します。
参考:認知症サポーター養成講座標準教材「認知症を学び地域で支えよう(全国キャラバンメイト連絡協議会)」より引用・編集
認知症サポーターのひとりごと