認知症:認知症の人と接する時:私は忘れていない

認知症になった時多くの人が「私は忘れてなんかいない」、「病院に行く必要は無い」などと思います。
「私が認知症だなんて!!」というやり場の無い怒りや悲しみや不安から、自分の心を守るという自衛反応が起こります。周囲の人は隠された悲しみの表現を知ることが大切です。
認知症=何もかも忘れていて何もできないは、大きな偏見です。
できることが沢山あります。今までおこなってきたことは今までどおりおこなってもらうことです。取り上げられたという感覚になります。親切心のつもりが逆効果で、進行を早めることになる場合が多々あります。
認知症サポーターのひとりごと』家族の実体験より
参考:認知症サポーター養成講座標準教材「認知症を学び地域で支えよう(全国キャラバンメイト連絡協議会)」より引用・編集