認知症:協力・支援の事例「連絡先の明記」

市営バスの運転手Aさんは、終点についても降りようとせず呆然としている年配の男性に気がつきました。座席まで行き「どちらまで行かれるのですか?」と声を掛けると、男性は10ほど前に廃線になった路線の停留所名を呟くばかりです。男性の顔色が余りよくないことに気づいたAさんは、「事務所でお茶でも飲んでいきませんか?」と誘いました。
事務の職員が対応をし、持ち物にあった連絡先から家族に連絡が取れ大事には至らなかったのです。
→持ち物には連絡先を「名前、住所、電話番号」明記。そして一声運動
認知症サポーターのひとりごと』
参考:認知症サポーター養成講座標準教材「認知症を学び地域で支えよう(全国キャラバンメイト連絡協議会)」より引用・編集