認知症:症状(出来事や云ったことをすぐに忘れてしまう)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。
昨日の出来事をほとんど忘れてしまったり(軽度)、進行して今言ったことでも直ぐに忘れてしまう(重度)ようになった場合は要注意です。
重度化すると数分前に見聞きしたことも忘れます。例えば、
・置いたばかりの財布や眼鏡のあり場所がわからなくなる。
・同じものを何回も買い込む。
・軽度のころは新しい出来事を忘れるが、進行すると古い出来事まで思い出せなくなる。
などがあります。
認知症サポーターのひとりごと』
参考:認知症サポーター育成「ステップアップ講座用テキスト(NPO法人地域ケア政策ネットワーク/全国キャラバン・メイト連絡協議会)」より引用・編集