認知症:症状(着衣失行)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。
症状として、「行動・心理症状」に関連する症状として『着衣失行』があります。例えば次などです。
・衣服の上下、左右、裏表を頻繁に間違え、着衣がうまくできない。
・季節外れのものを着たり、着衣の順を間違える。
運動障害や感覚障害はないのに意図した動作ができなかったり、目的に沿った一連の動作をよく間違えます。
認知症サポーターのひとりごと』
参考:認知症サポーター育成「ステップアップ講座用テキスト(NPO法人地域ケア政策ネットワーク/全国キャラバン・メイト連絡協議会)」より引用・編集