認知症:症状(暴力を振るうことがある)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。
「行動・心理症状」に関連する症状として『暴力を振るうことがある』があります。
・周囲から受ける否定、禁止、叱責、命令、強制等が引き金になることも多く環境要因の影響も大きい。
・強引に制止しようとする時に、興奮・暴力が出現しやすい。
本人の攻撃的な反応と介護者のストレスの抱え込みが表裏の関係にある場合も考えられます。
認知症サポーターのひとりごと』
参考:認知症サポーター育成「ステップアップ講座用テキスト(NPO法人地域ケア政策ネットワーク/全国キャラバン・メイト連絡協議会)」より引用・編集