日本語あれこれ「いつまでもあると思うな親と金」

言葉通りの解りやすいことわざで、「働きもせず、いつまでも親と同居して、親のすねをかじってダラダラしている人のことを指しています。」親は何時の日かはこの世を去ります。親が子より早く亡くなるというのは自然の道理です。いつまでも親頼りをしていて親がいなくなった後に気づいてももう遅い。ましてや親のお金をあてにして生活していたのでは・・。毎月、親からたくさんのお小遣いをらった挙句、そのお金で覚せい剤を買って逮捕されたという報道がありました。それも既婚者。この場合は、親も親です。
それとこのことわざには、今現在収入があっても、いつまでも続くとは限りませんよ。先を考えて大切に使いなさいよ!とも言っています。「人に頼る心は早い時期に捨てて、自立心を養い、倹約に心がけないと先々必ず困ることがきますよ。」という戒めのことわざなのです。
IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より